マガジンのカバー画像

イギリスワーホリ留学記

2
語学学校、農業体験、ヒッチハイク、アルバイトなど、約一年間イギリスで過ごしたことをつづっています。
運営しているクリエイター

記事一覧

紳士の国イギリスというのは本当だった

早朝5時半にセットしておいた時計のアラームより少し早く目が冷めた。荷物が全部あることを確認し、ほっとする。途中何度か起きてしまうことがあったのだが、不安は睡魔に勝てなかったようだ。飛行機の中でずっと寝ていたにも関わらず、まだまだ寝れる勢いである。周りを見渡すと、昨日の夜いた人が半分くらいすでにいなかった。朝一番で動き始めるつもりで起きたのに、これでも遅いということなのか。そんなことを考えながら、サンドウィッチを食べた。 約一年のイギリス生活のうち、最初の一ヶ月はロ

ロンドンのヒースロー空港で夜明けを待つ

心配していた入国審査が無事に終わった頃、時計を見ると21時を過ぎていた。格安航空券だから遅い時間につくのは仕方がない。費用を少しでも安く抑えるために、この日は空港で一夜を過ごすことを決めていた。 それにしても荷物が多い。約一年という期間をイギリスで過ごすということもあり、何を持っていけば良いか考えがまとまらなかった。結局準備は前日になってしまい、出発の時間に急かされながら徹夜で荷造りをするはめになってしまった。と言いつつも、旅行の前はいつもこんな感じだから性格なのだろう。思