odessa…雨に濡れた子犬の瞳しかわからん

2024年2月7日(水)マチネ@森ノ宮ピロティホール
・今年初観劇は三谷幸喜さんの新作。楽しみ!つって前情報ほぼ入れずに観た。
・以降、当然のようにネタバレあり。思い出した順に書くからどこのなんのシーンか自分が一番覚えてない()。
・だよねええええええ言語わかんない人いたら実はわかってましたが一番面白いよねええええええあのタイミング、わかってるとは言えぞわぞわした。
・そんで英語話すかと思ったらブルーベリー(だっけ)の文句言ってすぐ日本語。
・そう、一発目の字幕のとき壁が動いてるの気づかんかってびっくりした。からくり知るとおお……なるほど面白いね。
・ばぐらんとでも歌詞の一部が背景に投影されてたり、三谷さんだとシャーロックのカードゲームのとこはカードがずっと投影されてたけど、字幕てすごいよな……人が話すタイミングに合わせてって……大変だわ。
・そして改めてだけど柿澤さんとエマちゃんの英語めちゃくちゃ良かった……正直何喋ってるか全然聞き取れんかったけど。私の学力と聴力がくそ。
・三谷さんって小ネタを色々伏線張ってるから冒頭で話してた内容が最後にちゃんと生かされてたりするから、聞き逃せないのよね……いやーラストの犯人の自白は面白かったなあ。
・でもロンドン生まれとかちょいちょい笑いが起こるんよね。
・でも迫田さんの雰囲気が一気に代わって本当にどきどきした。だからほんまはあーゆーシーンで笑いが起こってほしくない、というか。うーん、ちょっと言い方違ったね。笑いたくない、というか、その今までの情報と今見つかった新情報の感情の差異というか、そういうものを感じてぞわぞわしてたい←なんだお前。
・井戸落ちたっていう話もアルマジロも……てかアルマジロはメジャーなの?謎だったんだが。急すぎて。
・ああ、あとしりとりもよくわからなかった。あれは……何かにかかってたんかな……7回目?でx(キス?だっけ。xxxとかハグキスとか、まあ愛情表現だと思ってる)で落とす縛りって普通にむずくない?←
・冒頭。柿澤氏の靴音カタカタ。←すごい気になった。何あれ。冒頭ではできる感じのエマちゃん。日本語でスタートするからどうなるんかなとわくわくしてた。
・てか最も最初の冒頭は鍵盤ハーモニカだ!めちゃくちゃ良かった。ハーモニカメロディのピアノ伴奏みたいなのかっこよかった。
・言葉、言葉、言葉。差別の実態も織り交ぜつつ、エマちゃんの警部と柿澤氏のスティーブは微妙にすれ違ってる感じ。
・とゆかパンフ読んだけど……これラブストーリーだったのね← 本当の最後のシーンで二人の行く末が暗示って……警部バツイチだったっけ?聞き逃してる?あんだけ父も母も元気なのに死んだようなリアクションで話すからわかんねww
・スティーブがなあ……迷走してる(大学文学部からのジムトレーナー、その前にもなんかあったけど忘れた)という割には十分秀才よりというか……いや充分何でもできてるやん?!て思ってしまってよくなかった←
・多分……英語ができるだけでなんでもできると思うな、というか、そういうのが言いたかったんだろうけど、いや英語で通訳できるだけで充分なんだが(スティーブも独り言で言うてた←)と思ってしまった。
・ここでは5歳でも英語喋れますから!はそりゃそうなんだけどさ。
・警部は警部でなんかふわふわしたスティーブが受け入れがたいところがあったんだろうね。自分は日系としてここで差別を受けながら頑張って……でもそんな二人もお互いを認め合い?意識する……恋愛感情……?
・わからん。確かに冗談の流れでキスしようとするシーンもあたけど(なんだったっけあれ、何がどうなってあの流れになったんだっけ←)仲良くなったと思ったら急に否定したりとか、まあそういうトークシーンは普通に男女の会話にも見えたけど。
・確かにただのサスペンスにはならない、、むしろ言語の壁じゃないけどそういう生きづらさの経験を共有できた人たちがたまたま集まった中じゃないとできない芝居、という側面での見方の方がいいとは思う、が、ちゃんと謎解きも楽しかったよあたしゃ。
・タイトルにも書いたけど唯一わかったのは柿澤氏の雨に濡れた子犬の瞳くらいだよ。あれは柿澤氏じゃないとそんなセリフ書かないだろうね←
・目悪いので最初何持ってるのかわからなかったもの→ピーラー、ハリボー。
・セブンイレブンの小ネタとか好きだった。テキサス州だったのね。そして夜には閉まるのね。
・話戻るけど、スティーブが十分やってのけてるよなあと思ったの、普通に謎解きのセンスもあるからだよ。英語わかんないと砂糖水の話しない、とか、銃の扱い方知らないから銃で殴った、だから犯人は……とか。そういう頭の良さは確かにシャーロックほどの派手さはないけど十分天才肌だと思う。
・その点警部よ!酒飲んでパトカーと銃どっかやしたって!!!てかそれに比べて迫田さんの銃紛失事件と連続殺人事件てほんまのほんまに重すぎる話やろ←
・冒頭、子供がリンゴ好きだっていう設定が最後の種明かしのときの材料になるとは思わんかったな……
・鹿児島弁ね!普通に聞き取れたよ!大丈夫だよ!て言ってあげたい。確かに知らん単語は出てきたりしたけど意味は分かるので。これで青森弁とかだったら本当に無理だったと思う。
・そうだ私本当にミスリードしてたんだけど(勝手な読み間違え)柿澤スティーブが最初犯人なのかと思った。だから(?)犯人になろうとする迫田さんをかばってでたらめ通訳してたんだと……というわけじゃなかった。
・故郷が一緒でかばってあげたくなっちゃったんだね。しかもちゃんと人を見る目がある。「何で警察に呼ばれたのかわからない」→「殺人容疑がかかってると知ってから罪をかぶろうとしている」←だから止める、という流れね……てなった。
・そして迫田さんの方は「お前鹿児島弁忘れてるだろ郷土愛なさすぎ」みたいなこと言うほどちゃんと地元を愛してるのおもろ。の割には、日本に来た時はいじめられ……とか言うのも謎。
・まあ日本人だから、というひとくくりにしとくね。
・なんか最近日本人だから……じゃないけど似たセリフ聞いたなあと思ったら別班だった(今更観た)。赤飯食べてやっぱり自分が日本人だと実感する、的な?
・かっきーの迫田さんの通訳のすれ違い、面白かったな。詩も意味わからんかったけど、そばがおもろかった。
・詩聞いて感動するエマちゃんが拙い日本語でそば作り方教えてくれ!ゆーたのも可愛い。そして実家が?蕎麦屋のスティーブがエマちゃんにちゃんと教えてるのも……
・てかここのさ、双方につじつまが合うように別別のこと言う(パフォーマンス込み)てのをやってのけるスティーブ、かなり優秀だろ!遺失物係より探偵向き(探偵してない)。
・3人芝居だったらメインの二人にちょっとスパイス的な3人目、みたいなイメージあるけど、迫田さんもスパイス担当だったのかなと思う反面、本当は重要参考人と警部がメイン2人で柿澤氏がoutsiderだよな……てかoutsiderって誰を指すの……みんなか?みんな日本人(日系)だからか?謎だ。
・あ、スターウォーズ形式の字幕面白かった(そしてそれをほぼそのあと読み上げる柿澤氏)。
・あ、みなさんも頑張って読んでみて!て言って英語しか載せなかった字幕も面白かった。今?!てなった。
・迫田が銃拾ったのってたまたまなんかなほんまに。そして人を殺した現場の再現証言も。英語で言ってたっけ?それ聞いててそういうってるなら迫田こわすぎるぜ……。
・いやーーー本当に柿澤氏犯人説考えてたから、最後の最後まで疑ってた。エマちゃんをミスリードしてだまそうとしてたのかと思た←
・はあ……あんまり覚えてないかもしれない、観劇のこと(え?)。
・とりあえず感想はここまでにする。また追加で思い出したら追記する。
・でもなんかするする観れたうえに、思想とか全部パンフに載ってるから別にな……て感じ。
・パンフ読んだ感想。柿澤氏そんな酒好きなん?
・まあでもコメディベースで心情変化があって、人間関係すらも変化があって、それぞれの事情を抱えつつ、前のセリフの伏線回収やらなんやら、三谷さんらしい舞台だった。
・あ!!!カーテンコール!!!シカゴやってたねえ!!!銃で撃って文字浮かびあがらせるの憧れるわかる←わかる
・ただこれ、らぶこめ……らぶすと……?(まだ言う)
・追記。今更?!なんだけど、カッキーがエマちゃんにそば作り指導してるシーン好き。コントというべきか、あーゆーノリでラブになるまでのコントの流れ好き。後ろから手触れて指導するとかね、、


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