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無伴奏ソナタ……指あってよかった

2024年8月10日(土)マチネ@森ノ宮ピロティホール
・久しぶりの平間さんの舞台観劇でした。いつぶり?寺山か。
・相も変わらずなんの情報も入れずなるべくフラットに見てきた。
・一応ネタバレ(ネタバレ?この期に及んで、て感じではあるが←)ありでいきますが。
・順番もテキトーに思いついたことぷあぷあしていく。いやだったらごめんね。

・一応「泣ける」とは聞いていたけど(某ついったーより)いきなし目の前で推しの指10本切断されるとは聞いてないよおおおおおおおおおおおおおおおおお(ド鬱
・まじで明日も見るけど明日見るのしんどいな……てなってしまった。
・そんで指全部切断できる銀のケース何!?そして喉を一瞬でおじゃんにするスタンガンも何!?怖い!
・てかもうこんな悪い方へ悪い方へいくとは……悪い方へ、て言い方も正直違うんだろうけど。
・クリスは結局音楽に携われることが一番の幸せで、その先はともかく音楽に関わっているときが一番幸せで、だから「やめようと思った、でもできなかった、してしまった、せざるを得なかった」ていうスタンスなんだよな。
・せざるを得ない、じゃないけどなんか言うてたな……しないとだめだった?するしかなかった、かな。
・どんだけ罰が待ち受けても、やらざるを得ないというか……求めていたというか……理性で止められるものじゃなかったんだよな。
・本当に時代背景がよくわからない状態で見進めたけど、まず法律は「各人が幸せになるために定められている」ていうところから難しい内容だよな。
・今の法律だって、自分を必ずしも守ってくれるとは思わんしな……見方を変えれば。
・今回のお芝居の設定では(言い方。冷めるわ←)全国民が幸せに過ごすために適正検査を受けて最初から職業が決まっている。得意なことを生かせるから仕事ははかどるし競争も起こらないし(そうか?)みんな幸せになれる。
・ただメイカーは若干その役割から外れてる?気がする。もちろん自分の得意なことをし続けられる(しかも政府の金で)ていうのは幸せかもしれないけど、その力をむしろ政府としては国に還元している気がする。そうすると全国民が幸せになれるから。
・メイカーの存在自体の幸せには、国民全体の幸せも関わっている……て感じ。だから政府で管理してる。メイカーの生活を。
・いやでもそれって個人(メイカー)の幸せをかなりこう……削る行為だよね。だから削ってる分を国に還元させているんだろうけど。
・親にも会えない、既存の音楽聞かせたらだめ、知らないこと大杉内?でもなんで音楽は作れるんだって、ゼロから一ができる人、ていうこと……ほーん。
・なんか安直かもだが発達障害を思い起こさせるよね。一つの能力に特化したり、とかなんとか。それを政府で管理して国に還元……。障害者総合支援法みたいな?感じに考えることもできるんかなあ。
・そら子供のころから特徴わかって仕事の適正がわかってたらあらゆることはスムーズになるかもしれない……レールの引いた人生かもだけど約束された幸せはあるかもしれない。
・でも一発逆転とかはないよね。
・あと罰則が厳しすぎない!?法律破ったらメイカーになれないってのも……メイカー以外の職業の人はそういうのないの?つかメイカーって100人くらいだっけ?しかいないから存在自体あんま認知されてないのかな。わかりそうだけどな、もしかしたらメイカーなんじゃないか!?て関わっているうちに。
・幸せを維持するための法律、だからそれを破ったら罰を与える、それを破ると幸せになれない……ていう流れだったと思うけど、法律破ると他への危害もあるから幸せになれないから……うーん。
・幸せってなんだろうな(急に)。法律で守ってくれる幸せってまあ限度あるよな。私は法律の勉強とかしたことないけどなんか深堀すれば現代哲学に通じるのだろうな。
・まあなんにせよ、罰が厳しすぎるわ……と思いました。規約規定もがちがちだったな。
・ママパパから引き離さないといけないのとかさ……そんで指やって喉やって……クリスを見てたウォッチャーは目と右手?左手?だっけ。なんかの楽器やっちゃったんかな……。
・まあ……もうちょっと楽しいこと考えたいよ本当()。

・ストーリーごとに見てく!てかまず舞台!森ノ宮をぎゅっと凝縮して3つの壁(五線譜)で区切っててよかった!多分あんな広い舞台いらんもんな今回のセットだと。ただなんか2幕?ウォッチャーがクリスの喉潰したあと?くらい?忘れたけど下手の五線譜がすげーーーーなんかにひっかかったかしてゆらゆらゆらゆらゆらゆらしてて怖かったーーー落ちないでくれ頼むーーーって見てた。
・去年のダポンテでも思ったけどやっぱり音楽できる人がメイン舞台だと舞台に五線譜使いがち← そしてその時も今回も平間さんは音楽の天才の役だったねー。
・ストーリー自体はクリスの一生って感じだったけど最後飛んで38年後とかだったからびびった。役目終えてるし。なんか……年表って感じだったな。割と時系列に淡々とクリスの一生を見つめた、て感じ。ただ……ちょっと単調になってまうんやなあと個人的には思った。
・あと……なんとなく手紙を思い出した。東野圭吾の。いやたまたまついったでやるの見たからかもしれんけどwwなんとなくだけど行く先々で悪いことが起こる感じが……いやこれに関しては悪いことが起こるって感じでもないけど……。
・せっかく幸せになれそうなのにバレておじゃん……て話じゃん、手紙も(ゆーてうろ覚え)。上げては下げて、上げては下げて、て結構メンタルにくる。逆がいい←
・そしてメインのクリス以外がなっかなか表に出てこない感じが寂しいなーって思った← 役がね。
・だってギレルモの登場2幕やったやん……そんな遅いんじゃ、てなった。そして帽子を深く被りすぎてお顔があんまり見えませんでしたわよ。ファンが泣いちゃうからもうちょっと顔出したげて!
・まあ話の性質上、その登場人物が副主人公のようにずーっと出てくる感じではなかったけど……にしても暫く寂しかったな。
・寂しさで言えば!!ストーリーに戻るわ!!2歳で親元離れて森暮らし!!30まで料理できない男、クリス!!!え!?平間か!?!?(偏見)
・いやもーーーーメイカーとしての幸せ考えたときにあまりにも生活力がなさ過ぎてひいちゃう……こんな大人になっても純粋な子供みたいな子をずっと森で囲って育ててたん……?きちい~~友達もゼロだし……人間と関わること自体むずくない!?よくメイカー辞めたあとバーアンドグリルでお酒を注文できたね!!?てか酒!?お酒飲めるの!!??てなった。生活力がまじで5歳児くらいだと思って観てたので。
・つーかリスナーの人なんでバッハの無伴奏ソナタ勧めたんだ。こいつ諸悪の原因すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!そんでバッハ聞かせてショックを受けさせて影響もろばれ……いやいや、そもそもこのリスナーが決まりを破るほどにクリスの腕に惚れこんでて招いたのが曲作れない末路ってさ、ちょっと考えたらわからんか!!!!????????お前に責任とれるんか!??!!!!
・そんで私の知識がないだけかもしれんがその後バッハの無伴奏ソナタのメロディがどこかで使われたりしたんかな?他のバッハの曲がクリスの曲に反映されたりとかさ……それはメイカーじゃなくなったあとでも、酒場でピアノ弾いてるときでも、ブドウ園で歌ってるときでもいいんだけど。
・じゃなかったらバッハの無伴奏ソナタってタイトル取らないよな???????私に知識がないので確認しようがないけどそもそもなんでこの曲だったんだ……もちろんマッマパッパの出会いの曲ってのはわかるけど。バッハの曲でもっとごりごりに有名な曲もあったけどそれを差し込んだり使ってる感じもなかったし。
・どうでもいいけど、バッハに影響されたのすぐわかるウォッチャーが、最後に自分もメイカーだったって言うのめっちゃ綺麗な伏線回収だよね。あ~なるほどって思っちゃった。
・それはいいんだけど(いいんだ)今回曲はすごくよかったな~。オリジナルミュージカルの怖さは曲がどんなんか……てところで観てられるか厳しいか割と割れるんだけど曲はよかった。
・でも席のせいか?BGM大きくて歌声が極端に小さいわけじゃないけどBGMと同じくらいの音量だったから結構聴けるのぎりぎりのライン……みたいなところはちょこちょこあった。まあ聞こえないってことはなかったけど。
・もっと遠くへ、とか音楽は僕の全て、とか歌ってるクリス観てると……あれだな……いやもっと色んな選択肢が君にはあって、君には無限の可能性が広がってて、政府が勝手に閉じ込めてしまってごめんなという気持ちになった()。どの目線のメンタルなんかは知らん。
・いい曲だけどそれが故に切ないんだよな~~~もちろんラストまでストーリーがどう向かうか知らんかったけど音楽以外の方法で幸せになってほしかったんだが~~~ママでもきっとそう言うよ……てか親はメイカー辞めた連絡くらい行かんのか。
・あ!歌みんなうまいな~って思って聞いてたんだけどジョーの歌?歌い方は面白いな~って思いながら聞いた。あんまりあーゆー歌い方する人出会わなかったかも?
・だからこそみんなの歌もっと聞きたかったけどなかなか出番が……限られてましたね。しゃーない。
・クリスは生でピアノ弾いてるとこあったんかな?ギレルモは本当にギター弾いてたんだよね。すごい!やっぱ生の音はええな~。
・話戻したいけどもう一つ。クリスの音楽は独創性を守るために既存の音楽を聞かされてなかったけど、普通に考えたら音楽は模倣してこそ新たな扉が開く感じするけどそういう発想がなかったのはいいとして、その後色んな音楽を聴いたりして楽しむこともなかったんだよな……聞くのは許されてたよね?
・まあでも結局生み出す側の人間だったのか。バーで聞いた音楽をアレンジしたり、ギレルモが歌うアメリカ系の歌……も影響受けつつアメリカともメキシコとも言えない音楽作るってさ。それで口ずさんでみんなに広く知られてたってことじゃん。その功績をもとにメイカーには戻れないもんなんだね。
・てか私も作品の世界観にこんなに現実世界持ち出してワーワー言いたくないんだよ……!!!(一番ゆーてる)やめよう!!!不毛すぎる!!!なんとかクリスの幸せハッピーエンドを探したいけど!!!
・戻そう。メイカーの時のクリスの部屋色々見たけど写真なかった。本しかない。そして森の自然しかないところで生まれる音楽って限界あるくね?()
・バッハの曲を聞かせて、どういう音楽を作ってほしかったんだろうな~~~~才能は確かにあったのにあんなに糾弾する意味あんのかなあの法律……(また言うてる)。
・やめよ。オリビアが2か月でクリスのこと好きになっててよかった。かぼちゃのスープをもう一度作ってあげることもできない人生……はあ。
・バーに行ったときのドライバーの格好のクリスまじ普通の子って感じ。ジョーが出て来てからちょいちょい笑えるシーンあってよかった。キャラメルのお客さんの席あそこらへんなんかなって思った←
・ジョーうたうまだったけどリンダもよかった。てかリンダのデートの誘いをスルーできるクリスがすごい。ピアノって言葉は覚えてたんだよね……。
・ピアノ弾き始めて最初はお店が盛り上がってたのに、段々とクリスのファンばっか来るようになっちゃって……なんかリアルだったわ←
・法を破った罰が指10本は痛いて!!!!!!!!!!!何度でも言うけど。しかもさっきまで弾いてもらってた指……。
・リンダがジョーを責めてたけどジョーはジョーで仕方なかったんだよな……別にクリスが悪いわけじゃない。ただ……やはり全ての不幸は報連相の怠りから始まるって感じ。どんな作品もね。
・クリスが指落とされても喉潰されてもウォッチャーに従順なのは……性格なのかもしれないけどちゃんと自分が犯した罪をわかっているから、というよりは、自分のメイカーとしての立場を理解していたからだと思う、が、普通に30まで森で一人暮らしなのにメイカーがどれだけ特別か、ていうのがよく理解できたよね、社会に出る前から。
・デートの歌、日比谷のフェスで聞いてたときから可愛かったけどデートするんだと思ってた……ねえせめて普通の人間としての幸せであったこと見せて!?と思った。でもあれ確かメイカー辞めてから週単位とか月単位で日々が語られてたから、割とすぐの話なんだよなあらゆる事件が……。
・ブドウ園で歌ってたときも、班を変えろって言われたとき「でもここには音楽がある」って言ってたクリスが不憫すぎる……みんなでばらさないようにばらさないようにしてたのに音楽の独創性のために(せい)ばれちゃうのも天才がゆえんって感じする……。
・そして2度法を犯したらさすがに次はないだろうっと思ってたのに破られたって言ってたウォッチャーの言う通り私もびっくりしたよ……何より次法を犯したらどんなことになるか、ていうの、歌って!て言ってくる人に伝えとけば……聞くだけで満足できたのかもしれない、いや結局苦しかったのかもしれないが……。
・いやあのブドウ園の班のみんなもちょっと悪いだろ……誰か止めたらよかったのに……と思わんこともないが、まあクリスをそばで見てて、本当に幸せそうだったんだろうなって感じもする。
・声を失ったクリスの声が苦しすぎて見ててつらかった。そんでウォッチャーになれって……30年後急に(え?38年後的な風に聞こえたけど私だけだったり?もしかしたら年数間違えてんのかな)制度自体なくなってる、ていう……。
・急に好きなことやれ!て言われても困るよ。そりゃ。ママパパとの感動的な出会いも、クリスを待ってた人も、誰もいない……ただクリスが作った歌だけが、受け継がれて歌われていく……。
・その歌が拍手喝采である。
・そもそもメイカーとして作品作ってたときの自分の評価とか知ってるんか?まあ聞かされてたとしても興味なさそう。
・自分の作品が歌われること、聴かれていること、作品を産んでそれを愛してくれる人が他にもいること、そういう事実に救われたんだろうなクリスは……と思う。
・でも……でもあまりにも辛いんだが!?報われ具合が少ないよ!!失ったものがでかすぎるよ!!!と個人的には思っちゃって辛くなっちゃった。
・クリスは音楽に携われて幸せだったんだろうなあ……。
・のあとに、でも…とかけど……て続けちゃうんよ我は。
・幸せの形は人それぞれだしこれはクリスだから淡々としている気がする。もっと抗ったり嫌がったりこっそり法を犯したりする主人公でもよかったのでは←
・でもクリスだから耐えて耐えて耐えてでも決まりを破ってその罪を負ってウォッチャーになって未然に法を犯すのを防いだりして……ができたんだろうなあ。
・でもごめんけど私がクリスのママだったら発狂してるし一生後悔するよ……こんなことになるなんて……!
・個人の幸せの形を政府が法で全て管理するなんて土台無理な話だからね、仕方ないよね。
・にしても……はあ……最後ちょっとは救われて……。

・というつらい感想になってだらだらとパソコンの前にい続けてしまった。
・平間さんには本当に「これしかないんだ」ていう思考になってほしくない……が……本人がそう思うなら仕方ないんだろうけど他にも幸せのルートってあると思うんよ……てつい思っちゃった。
・でも……「これしかない」「これに賭けてる」てよそ様が口挟んでいい話じゃないのも分かってる。だから難しいね、クリスも。
・ただ親は別であってほしいよな~~~~最後一回も出なかったけど。
・まあ……ここでやめます。もう舞台の中見より内容というか世界観でだらだらうだうだしてしまった。明日見に行ったらクリスの指蘇生したりせんかな←
・ちょ、もうちょっと明るい話題で〆たい。なんだろ、明るい話がバーしか記憶ない。あ、衣装可愛かった。ウェイトレスのピンクドレス。
・結婚に関してはノー!とか。間よかった。
・あ、あと歌のところで拍手2回起こった。まあリズムに乗る感じの手拍子←からの拍手だったけど。
・ああ……これは原作読むと違うんかなあ。どうしよ。
・あ!!!今更ですがキャラメルボックス初観劇でした!!!だから固定ファンあそこかな?とか思って観てた←
・あ!アクスタ買ったんですが平間さん髪ちゃんと整えてる!クリスはくるくるだったのに!て今気づいた!
・よし!終わる!なんかあったらまた追記する!


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