ドンブラザーズが出勤する熱海殺人事件捜査室(違)へ

2024年7月12日(金)マチネ@紀伊国屋ホール
・見てみたかったつかこうへい。読んでもわからんかったつかこうへい。普段なら行かないけど(行かないんかい)ちょうど日程的に行けたので行ってきました初の紀伊国屋ホール!こんなとこにあったんか……そして階段、エスカレーター、エレベーターの使い勝手わからんで余裕で迷った。
・戯曲は云年前に読んだことがあってそれ以来いつかは見てみたいなと思ってたけど、今回ソノイいるじゃん!ソノイだ!せっかくなら行くか!となってチケット購入。
・まさかの自宅から双眼鏡を忘れて泣く泣くやsssっすいやつを購入したけど別になくてよかた←
・舞台自体はめちゃくちゃ面白かった。前半もうずっと虜。セリフ回しが面白い。殴る蹴るが当たり前すぎたし、爆音で入る音楽やら効果音にまじでビビってのめり込んだ(何歳の文章だよ)。本当にビクッ!てなってしまったんや。
・語彙力がないのは……このマチネ見終わったあとに友人と酒飲んで寝た結果もう舞台の記憶がほとんどないためなので……。
・本借りてきた!!!てか昔読んだことあるって思って図書館行ったのに記憶違いしてるぽい……本がない。あったけど、思ってた場所になかった。
・戯曲を読みながら振り返ろうかなと思ったけど、当然めちゃくちゃ内容変わってるから細かいセリフ回しとか、本読んでも全然違うし多分覚えてないし思い出せもできない……のでさらっと思ったことだけ、感想だけ残しとこう。
・そして相変わらずまだパンフ見てない。クリアファイルセットでついてくると思わんくてびっくりしちゃった。
・んで今読んでる本が「定本 熱海殺人事件」なんだけどちょいちょいつかさんのコメント?が入ってて個人的には舞台見終わったあとのネタバレっぽいんだけど……まあわかりやすくていいんだけど、私が昔読んだ本は本当に脚本だけだったから……まじで何を読んだんだ?私は。

・チャイコフスキーがだんだん爆音で鳴りこれから始まるんだぞというわくわく感がすごかった。(つかさん的には選曲ではなくカマす、がメインだったらしいが)
・そして登場する木村伝兵衛。何言ってるのかわからん。写真を持ってどこかに電話している。めっちゃアイメイクがグリーンやった。
・てか最初に言うけどめっちゃみんな早口だった。早口ででかい声で怒鳴る感じ。つかさんってこんなイメージ、のこんなイメージだった。笑
・そんで最初ソノイ熊田が声量負けてて頑張れ……!てなった。ちらっとパンフ見たけど彼だけ初?つか作品?熱海?だったぽいね。初でこの舞台……大変やろな~でもまだまだやれそう!て気がする。
・そら何回も別のキャストで同じ作品見に行けたら一番いいけど……まあ現実問題。
・とりあえずついていくのに必死って感じ。
・でもドンブラのソノイのイメージしかなかったから思わず双眼鏡覗き込んだよね。あれ?ソノイ……じゃない?そのい?あれ?笑
・事件を良い事件(なんだそれ。あくまで言葉の貧相な私が使うからよりほんわりしたイメージにしかならんけど)にするために被害者にも加害者にも文句言いまくりな伝兵衛。キャラが濃いけど最後には好きになってるんだよね。
・最初はちょっとまず世界観を受け入れるところから徐々にだったから引いてたけど(
・てか水野はいつの間にかいた(記憶皆無)。最初の方伝兵衛との絡みなまめかしかったな……笑
・報告書をわざと落とす。緊張感あった。序盤の方だから余計に?人間関係がはっきりしていないから余計に?かな。
・熊田は出世のために富山から張り切って出てるから最初なんかチンピラが入ってきたんかと思った← 服というか恰好も謎やったし。
・報告書を書き直せ、ていうシーンで一番の部外者である熊田が、最初は戸惑うのに最後はのりのりで(まあ、みんなで?)いい事件/犯人にしよう!と奮闘するのが、、、ざっくりした流れだよね。なんかこうやってまとめると野暮だね。もったいない。←
・そんで急に妹には弱い伝兵衛ね……なんだなんだ。
・熊田も大概おかしいのに最初はまだ良識人ぽいな、本読むと(本を読むと)。
・発見者の生まれは?に熊田が答えなくて、伝兵衛が「生まれなかったのか、山田ってのは!」って言ったのは普通に笑った。
・とりあえず「俺の事件には俺の美学があって美しい登場人物がいないと!」て感じの伝兵衛に、水野が「この人は手柄欲しさに人殺してでも殺人事件解決しようとした」ていうセリフがぶっ飛びすぎてるのに納得できる世界線で面白い。
・虚構なのにね。現代倫理観じゃ絶対ありえないけど笑えるんだよね。
・……笑っていいんだよね……?
・てかどこのシーンか忘れたけどTT兄弟出てきたよね?
・指紋消させたのも意味わからんで好き。熊田のためとか言ってるのがまじで意味わからんで好き。
・あと「石丸を二位にしたのは俺だよ!!!」はくっそ笑った。
・そんでここにつかさんのコメント。「部長の捜査法は、殺意はしょせん狂気であるという認識に依っている。それに対処するにはこっちも自分の狂気にすがるしかない、というのが部長の方法論なのである」なるほど、無暗にやばいキャラなわけではないのだな、伝兵衛。
・てかまた思い出したけど、ソノイさんやたら福山雅治の物まねしてなかった?最初は似てたけど← ましゃの、ていうか湯川先生だったけどwwあれ面白かったなー笑いどころだったし。
・あとドンブラの変身ポーズもやっててウケた。でも何のシーンかマジで忘れてる!!!!!!!!!!TTの時は、伝兵衛が水野に婚約者と恋愛ステップCまで行ったか大山に聞かせてるとこだったのは覚えてる。けどまじで本編の本筋に関係なくない?←
・あと急に思い出したけど、前半は(後半もか?)やたら机をバンバン叩いてて怖かった?怖くはないけど痛そうだった?まあ回数が多いな…とは思ったなあ。
・そんで大山登場!の前にみんながドラマみたいに役とキャスト紹介入ると思わんくてびっくりした!!大山はモンスター(嵐)歌って目の前から出てきたし!!びっくりしたいやかっこいいな?!て思っちゃったしwww
・つかさんの本読んでると、伝兵衛は自分のスポットライトを取られたくない、て感じがする、というか書いてる。熊田にも取られたくないし、多分大山にも取られたくない。自分が目立たないとだめ!自分を立てろ!!!て感じ(それはセリフで言うてたね)。
・大山のつなぎ!オレンジ!なんでそんな恰好なの……とは思ったけど、つかさんのこの本読んでる限り、そもそも役がどうたらというよりも当時の(初代?)キャスト(役者)さんの見た目とかわがまま()とかが反映されてこれっぽいのすごいな。てかそれで受け継がれてるんがすごいわ笑 変えようと思ったら衣装別に他のでもいいんだ……。
・大山が歌って(急に客席が拍手したからつられてしたけど、そのあとに踊ってた海?夏?系の歌?(誰の歌か有名なのに忘れた)は誰も拍手してなくてただただ舞台で踊る6人を眺めてるまあまあ長い時間あった。謎)舞台に4人揃ったとき、大山の前に3人が一列に並んで、大山が伝兵衛の蝶ネクタイをちょっと直したのって何のシーンなんだろ、て思ってたけど、「コーンパイプをくわえ、厚木基地に降り立ったマッカーサーである」てある……。
・あそうだった、大山一輪の花束持って入ってきたね。最前の端の男性にあげてたけどなんの演出や……て思っちゃた。
・多分……多分?事件をよりよい?華のある?東京らしく?伝兵衛が手掛けるには十分なでかい事件にするために?容疑者に敬礼だったのか……?
・「東京の容疑者は、このくらいにして捜査室に登場するんだとの熊田への当てつけか」てあるからそうなんだね……笑 立場がこう、通常時なら異常の逆転現象が起きてるけどそれをすんなり体現して飲み込めるくらいには大山の登場まで引っ張ったなー!
・「俺じゃねえよ」……おれじゃあ(間)ねえよ……。ここのいじり(いじり?)は前からなんだなあ。
・「海が見たいって言ったんだ」これね……これこれえ!てなってた。
・熊田の偏見がここら辺で開花して、あ、こいつも異常者()や、てなってからおもろかった。
・「海が見たいと言ったんだ。涙こらえて言ったのさ。肩を震わせ泣いたのさ。一人で見るのが恐いから、一緒に見ようって泣いたんだ」これこれえ!!(興奮)(昔戯曲読んだから)(でも内容は覚えてない←)
・語りかける伝兵衛としっとり自白をする大山。そこで伝兵衛の自白方法に気づく熊田←そうやったん だから謝罪してたん(わからんかった←
・ただそのあとの妹の婚期を遅らせてまで自分がこの部署で働いていること、熊田を許すことは妹の気持ちを踏みにじることになることになる、ていう論理は読んでもわからん……。いや読めばそうなんかと思うけどそうなんか?
・そしてそのあとの大山。ここでならありのままの自分を見てくれるかも!ということでサングラスとかつらを外す。そもそも留置場にいたときには、最初は親身に話を聞いてもらっていたがだんだん飽きられあちこち回され邪魔もの扱いされ、その後「殺人は被害者と加害者のためにだけあるのではなく、それを捜査する刑事のためにある、との悟りまで開いたのであった」て書いてある……。そ、そうだったの!?
・「こっちを向くなこっちを向くな」の前振りやん。
・喫茶店で喋ったところをどうにかカフェバーにしたいがために「だべ」で喋り始めるソノイ見れた。
・いやだよ、俺の捜査室が訛るのは。ていうセリフ好き。笑
・ここら辺の熊田の一人芝居、頑張れーってなってた()。福山雅治が出たのここ?!
・このあとか!海がテーマの歌とダンスが始まったのは?!
・てかもしかしてstop the season in the sunか!?(人のツイート見た)
・あれ、スリラーとかジャクソンマイケルとかの話してたのは!?もっと前だね!?え?マイケルジャクソンの好きな歌聞くシーンって……え?夢の話?劇の話?←記憶曖昧
・いやスリラー踊ってたよね?あれ????包帯ぐるぐるの人が出てきたのなんだったんだ。
・海ぽい歌?ダンスのところでとんでもねえ恰好した人が二人現れて(あれ?この歌だったっけ)ソノイに水渡して「水渡しに来たよ」て言ってて、あ、いうんや、て思った記憶はある。
・あともう一回都知事選やろうぜえ!て言ってたのはどのシーンだ!?
・待って定本読んでると水野と伝兵衛の絡みほとんどない。婚約者がいる、本当はプロポーズした(かった?)、でも一緒になれない……あの下りがない。
・本当の本当のラストのシーンで「これで、会えるのも最後ですね」て言ってから「タバコ買ってきます」「これしないと買ってくれないんだ」の下り好きだった。覚えてるうちに書いとく。
・ブランデー付きの紅茶もダメ!俺は工員にブランデーは飲ません!←
・そのあとの喫茶店の名前、マイアミ?だったっけ。あんまウケてなかったな……イメージが……ごめんけど私は沸かんかったなあ。
・……それ以降の本と実際見た内容が全然違う……話の展開が……うっ……このあと何してたっけ……。
・あ、そういえばこの本だと熊田が出世のために富山の女切った話とか、ODしたとか(睡眠薬買ってた?から多分)伝兵衛が勝手に偉い人の娘さん(婚約者)との約束反故にしたとか全くない……あとから追加された話なんだなあ。熊田が事件だけじゃなくて自分の立場にも苦悩するシーンが追加されたんだ。。。
・水野と伝兵衛の関係も水野の性格を深掘るためかなあ。
・そういや殺されたあいちゃんの写真見てみんながげーするシーンもあったな。笑
・ちょっと待って熊田が銃取り出して一人ロシアンルーレットして当たったシーンもどっかにあったな(なんつーシーンだよ)。当たってたのはおもろかった。
・お花畑で飯食うのとどぶ川の横で飯食うの下りは前からあるのか……笑
・そんでぶすぶす言いすぎだろこの舞台。
・窓開けてこの警察は~ていうシーンもあったなあ。
・いや~本の内容と昨日見た内容が合致しない……でも熱海にもう一人若い男転がしといて、三角関係のもつれによる犯行にしてるシーンは同じだ。笑
・部長が怒って(怒って?)舞台袖に捌けるシーンは同じや!「部長はマイク持ったら離さないよ!」もあるけど、「あの人あんまりあの曲知らないんだから!」つってずっと同じフレーズ歌ってたなあ。何の歌だっけ?!最近の歌だった気はするが……。
・人から教えてもらいました。上からマリコだ!!多分。
・このあと熊田と大山が二人きりになるのか。熊田がお前もうちょっといい犯人(?)になるために努力しろよじゃないけど、みんなで頑張ってるんだぞ!みたいな斜め上の激励というか文句言って捌けてたところか……。
・「お前がそんないい加減な態度ばっかりとってるからな、いつまでたってもこの事件が成長しないんだよ。きさま本当に犯人になるつもりあんのか。」成長しないんだよ、は舞台が進行しないんだよ、て思えた。
・「教科書に載りたくないのか」これ熊田のセリフやったっけ。割りと好き。しびれるぜ。倫理観はしんでる。

・ここから大山の独り舞台(まあそれも途中で途切れた気したけど)。この役者の人見たことある……坊主では気づかんかったよ高橋龍輝。
・それまでの緊張感とは別のものがあったな。一人で立つ。一人で回す?一人で背負う……ていうのもあったけど、一気に空気感が変わった。
・そしてやはり水野が戻ってきて以降の会話が本と舞台で全然違う……どうやって戻ってきたっけなあ……。
・前を歩くな、とか、手も引いてあげなかった、とかでなんとなくあいちゃんの様子が浮かび上がって……まあもちろんそれまでもヒントは散りばめられてたと思うけど。
・てか定本にはないけどあいちゃん、楽に稼げるって話で売りをしてて。でも売りすらもできなくて、逆に金払って客のふりしてって言ってたとか。その前にも裸で使いっぱしりみたいなことされてた、て言うてたよな。
・待ってーーーーでも私このセリフ読んだ覚えあるんだけどなあ気のせいなんか?なんで定本にはないんだ。やっぱ私が読んだことあるのって定本の内容じゃないんだろうな……。
・熊田と伝兵衛が戻ってくるタイミングというか理由も忘れてしまった……うう。
・まあいいや、雰囲気で思い出す。
・あいちゃんが海を見たいと言って一緒に見ている熱海。当時の熱海の価値を知らないからなんともだけど、熱海は海じゃないの?関西人だからぴんと来てないのかなあ。つかさんのコメントでも「熱海~やるのはいいけどもうちょい地元名とかでひねってくれ」とか書いてあったから……大阪だったらどこになるんだろう?笑
・「面倒」がキーワードだったのかなあ……。
・地元でどれだけすごいことした、記録があった、記憶があったとしても、それは地元では自慢できることで、東京に暮らす二人にはみみっちい実績だと分かってても、二人きりのときは地元の話しかできない?みたいな。共通言語が地元だから?でも、二人とも喋っててもお互い信じてない、て言うてたな……転職するとか田舎帰るとか、言う割りにはお互い本気でそう思っちゃいないんだ。
・これって上澄みの会話すぎん?その状態であいちゃんを好きって言えるのがよくわからないけど。
・自分の存在が面倒?疎ましい?
・あいちゃんは自分の職のこともわかってるし、その上で地元には帰れない、と分かってる。髪も染めて爪も塗ってる。東京の女でありたい。なのに大山は地元ではそうじゃなかったことを批判する?批判はしてないか……まあでも大山は東京の男にはなりたくないんだ。標準語使わない、二人で喋ってるとき。あいちゃんは東京の女になりたい、というかありたい、のかな。
・まあでもあいちゃんが大山を拒否る一番の理由は結局大山の自分を卑下する姿勢なのかな。それが面倒、てことなのかな。
・喫茶店で値切ったり、原宿散歩するとき弁当と水筒持ってきたり、わざと訛ってごまかしたり、そういう大山が面倒。
・あいちゃんは地元捨ててるから地元の話なんか忘れて当然。
・でも大山にとってあいちゃんに応援してもらった相撲で大関になったのが一番の思い出。あれが自分の全て。あの一瞬があったから今まで大山としてあいちゃんのそばにいれて、東京でも大山として存在できた?とか。
・それを否定することは大山の存在自体を否定することになる、のかなあ。
・大山は大山で地元に残した家族らに見栄を張った手紙を出している。見栄張らないと立っていけない場所で暮らしてる。でもあいちゃんの前では素の自分でいられる。あいちゃんは自分のことが、そのままの自分のことが好きだと思ってたから?でもその素をあいちゃんは拒否する。
・それが動機?
・ブスの延長線上に殺意があったわけじゃなくてよかった←
・回想の途中にあいちゃんの客(でもないけど)に絡まれてそいつが腰ひもを落とした、ていうのがあったな。だから腰ひもがあったんだと。
・実は?あいちゃんの首を絞めてるときの大山のセリフはまーじーで聞こえなかった。もう何言ってるのかわからんかったんよな……早口で怒鳴り声で認識できなかった。だから今定本読んでもそれがどのセリフなんかわかんない……。
・個人的には「おいの息はそぎゃん臭いね」のセリフはねえ本当にぐっとくる……いやもう内蔵から悪いんだよ(と私は思う)(コーヒーとタバコでも十分臭いけどね)。あと息とか匂いは客席ではわからないので言ってもらわないと。とも思う。
・うーんもしかして大山自身もあいちゃんを下に見る傾向があったのかなあそれで拒否されて逆上……?ていうテンションの持って行き方?
・私は一体何を言ってるんだ……。
・何を落とし込みたいんだろう。大山の感情を理解したいというか、ストーリーの組み立てを理解したいというか、でも結局犯罪者は狂気を持って犯罪を犯すという伝兵衛の思想があるのなら理解できるような筋道を本来立てないほうがいいんだけど。矛盾しまくってた方がいいんだろうけど。
・まあ動機はあれど殺人に至るには狂気が必要ではあるよね。
・あいちゃんも結局友もできず一人だったから大山と一緒にいたのかなあ。あいちゃんが大山を下に見ていたら……いや絶対もうちょっと軽くいなせるはずよね。どうだろう?
・で!私的にこの後がマジで理解できんシーンやったんやけど、本にはちゃんと書いてあったわ。
・菊の花束2つ持った伝兵衛の足に縋りつこうとした大山を、蹴り上げる伝兵衛。「汚い手で触んじゃねえ」それから白い菊の花の花びらが舞い散るぐらい大山にたたきつける。2回も……。
・いやもうどういう感情!?と思ったけど。やっぱ常人(我)には理解できんかったけど、本には「部長の怒りは、大山金太郎の「殺意」が犯罪史上に残りうるものとしての喜びと、しかし決して世間に受け入れられないであろういらだちの、ないまぜとなったものである」てある。そうなんや……。
・読んじゃったらもうそういう風にしか見えないよ。私は初見ではまじでわからんかったんよな。そこだけ別の話かと思ったもんな。
・大山の情けのない事実のあとに、伝兵衛が何を思ったか……。まあそうねえ数々の事件を解決し、出世のため殺しまでして殺人事件解決してきた伝兵衛ならそう思うか、まずは。でもこの話は「世間には受け入れらない」であろうっていう悔しさじゃないけどもどかしさ?というよりやるせなさもあって、いらついて、タバコふかしてんの……?厳しすぎるわこんな上司。
・だって止めに入ってたソノイもめっちゃ蹴られててますます意味わからんかったもんな……笑
・理解力がなくて申し訳ないけどなければないでいーじゃん!楽しかったし(覚えてないけど楽しめる人)。
・大山がようやく素の自分を見せた、心を開いた、という喜びもあるんやろうか。うーーーーん私はまだまだ凡人なのでちゃんと理解できてない気がする。
・でもあんま理解しない方がいい気もする。もしまた見たとき違うように観えてるかもしれんしそれはそれで楽しいだろうし。
・てか本のト書きに「熊田の手の甲に、部長のたばこが押しつけられる」のは書いてあるから前からあるんやなと思った←
・てかこの作品通してタバコ吸うのかっけえええって思った。効果的というか。
・あ!!!馬の蹄のような靴の裏側も前から言及されてたけど忘れてた。新しいスニーカーを渡して、堂々と歩けと指南する伝兵衛かこよ。
・あとやっぱり伝兵衛以外人権なかった←
・そんで大山と伝兵衛の最後のあやとりのシーン何?????あれだけ本当なんだった???エアーあやとりだったから最初まじで何してんのか理解できなかったけど。
・そんで本では「やればできるじゃないか、我慢しようと思ったらできたはずだ、死んだ女の家族はどう思ってるだろうか」とか言ってて鬼かと思った。
・花火の話してたっけ……?
・そんで熊田が伝兵衛からせっかくタバコを勧められてるのに断る上火もつけたらんのはどゆこと。やっぱ一筋縄ではいかんなあってこと?!
・だいぶ歩み寄ってるよね伝兵衛。と思ったけど。そのあとの独白……母親の話が本にはあるけど……舞台ではあれだよね、ホステス(だっけ)とより戻す、えらい人の娘との婚約は破棄、富山に帰る、ていう内容だったはず。
・そのあと100均ライターで文句言う部長。心で、優しい心でガスを変えるってとんでもない無茶ぶりけど……伝兵衛なりの誉め言葉だよね。いい火加減だ!
・そのあとだっけ?水野が今生の別れ的なこと言っときながら「これやらないとタバコ買いに行かない」て言ってたの。それで伝兵衛が1人?になって音楽爆音で緞帳が降りてきた……んだっけ。
・うううーんやっぱ記憶が……でも最後もうずっと拍手してたなあ。
・てか今さら言うことじゃないけど平日あんま人おらんかったな。そもそもあんまキャパ入る感じではない会場だったけど、あんなもんなのか平日。
・水野のハーレーダビッドソンネタを忘れているが覚えているよ。記録。
・という感じのストーリー……だったか?!途中でてきた二人とか本当に触れられてないよ!!覚えてないから……なんで覚えてないんだ。そのあとすぐ酒飲んだのが悪いのか(うん)。
・いやでも初の紀伊国屋ホール、初のつかこうへい、初の生ソノイ()、ですごいいい経験したな……面白かったもんな本当に。前半は特にずっと笑ってた。いやなんでだよ!て突っ込みたくなるシーンも多かったけど、でもあれに突っ込んでるの私だけかもしれない……具体的にどこ、とかはないんだけど。
・セリフ回しとか言葉使いもだけど、何よりキャラクターのぶっ飛び具合が楽しくて、それが正常に見えてきたときに出てくる倫理観というかそれぞれの芯となる核となる部分が露呈されていく感じが見れば見るほど緻密で楽しかった。
・まあ全部が全部一貫して見れてないから(私が)、だから飛び飛びで感情を整理してるところもあるけど。面白かったなーーーなんてったって独白がよくないか?大山の。
・今回泣きはしなかったけど。それはでも多分あれだな……セリフとか情景はとにかくつらいのがわかるんだけど、最後の最後のセリフが早口すぎて全然聞き取れなかったところがやっぱり起因してる気する。私的には。
・席のせいもあるかなあ。音響近かったし。いやでも見れてよかったな……。
・ということで終わる。これ書いたり読んだりするのに4時間かけてる……もっとかけてるかも。暇なんか?
・また思い出したら書く。
・そーだ書き忘れてた。熊田が伝兵衛に「もうちょっと人を買いかぶったら」って言ってて、最後に伝兵衛が熊田に同じセリフを言うシーンあったと思うけどあれはよかったな。
・一応追記。菊の花でぶっ叩いて舞台の真ん中で煙草吸ってた木村伝兵衛が一番かっこよかった、あの舞台の中であのシーンが一番かっこよかった。ただ(観ていた時は)一番理解できんかったシーンだった←
・今更ながら備忘録。この舞台観たあと定本読むじゃろ?映画のシナリオ本読むじゃろ?映画見るじゃろ?ようつべに落ちとる阿部寛verのモンテカルロ編観るじゃろ?もう一つ落ちとるの(ロングスプリング的な)も観るじゃろ?暫く熱海脳みそだったな〜()。




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