参考書を自力でオーディオブック化する

行政書士試験ビギナーです。

民法の参考書を音読している。
その本は前に一度読んだのだが、そのときはなんだかよくわからないまま、文字列をなぞるだけで終わってしまった。
なので、今度はもっと真剣に読もうと思い、音読をすることにした。

行政書士試験の勉強を始める前、オーディオブックにハマった時期があった。
最近ではめっきり本を読まなくなっていたのだが、オーディオブックだと気軽に内容に触れられる。情報を入れる場所が目ではなく耳になっただけで、こんなに違うのかと、新たな発見に感動を覚えた。

それから行政書士試験の勉強を始めて、むりやり参考書を読むことになり、ずっと不満を抱いていた。
「どうしてこういう参考書って、オーディオブック化してくれないのだろう。あったら絶対買うのにな」と。
そしてふと思った。なければ自分で作ればいいのだ。

参考書を音読する。それを録音しておけば、あとから何度でも聞ける。
録音に時間がかかるので、決して効率はよくない。でもどうせ黙読したところでわからないのだ。

あと自分の口で喋ることで、どの漢字が読めないかということもわかった。
たとえば、こういう漢字が読めなかった↓

大判
享有
得喪
相俟って
危難
元物
重畳

どれも自分の日常生活では出てきたことがない。法律用語ってやつなのだろう。

昨日、総則の章を読み終わった。
わかった気はまだあまりしないが、わからない範囲がわかった。
よくわからないなーと思うのはだいたい同じところで、それは「代理」と「時効」だった。

こんなん何度見てもわからんよ…と思ったら、宅建でも勉強した範囲らしい。
こんなのやったっけ。

宅建は一応合格しているのだが、数年前だったこともあり、よく覚えていない。なんで受かったのかもいまいちわからない。
宅建のときは予備校に通っていたので、そんな受け身でも合格できるくらい、カリキュラムがよかったのだと思う。

行政書士試験、しかも独学ではそうはいかない。
最終的には予備校に通うことになるかもしれないが、とりあえず独学でやれるところまでやってみたいと思う。

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