【web3/NFT】問題を大きなスケールで見て、コントロールできるところにフォーカスを

8ships Twitter Space(2/4//2023)-Part2
Host： Terry T
Main Speaker：Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

前回は、出版社と原作者の力関係とweb3についてトーク。今回は、物流の2024年問題や日本の介護業界の問題を入り口に、問題を大きなスケールで見てコントロールできるところにフォーカスすることについて話していくよ。

物流の2024年問題、アメリカのソリューション

日本の運送業の労働環境の問題については、アメリカでも前に、物流会社の労働者の給料が低い問題があった。

運送業の労働環境を改善することで、即日配送みたいなサービスを維持できなくなるんじゃないかっていう問題に関しては、アメリカでは人によっては時給 ¥7,000とか給料を上げて、結局そこまで問題にならなかったんだよね。

アメリカではAmazonプライムの年会費が今 ¥20,000くらいに上がってるけど、本当に通販で便利に買い物したい人は、年会費が高くとも払うからね。

日本の物流会社が今シニア採用に力を入れてることに関しては、シニアの方が企業としては扱いやすいのもあると思う。

若い人たちはもっとオプションがあるし、最終的には労働環境とか給料がマッチングしなくて、給料を倍でもらっても割に合わない感じになってきてるんだと思う。

日本の介護業界

日本の介護業界もブラックな企業が多いって聞いてるけど、給料が割に合わないところが多いんだと思う。

日本のシニア層のマーケットはあるけど、「人を助けたい」っていう気持ちだけは難しくて、経営者はちゃんとビジネスを学んで、労働環境も良くして行かないと難しいよね。

そういうサービスを利用する高齢者の人たちも、「良くない労働環境で成り立ってるサービス」に依存しまってる部分もあると思う。

「最終的には子どもが親のお世話をしましょう」っていう仕組みみたいになってるけど、それはやっぱりちょっと違うと思うんだよね。

問題を大きなスケールで捉える

海外に行ったりすると、「日本の視点で見る日本の問題」って実は問題じゃなかったりするんだよね。

もっと大きなスケールで見ると、「少子高齢化の問題」じゃなくて、「労働の問題」だったり、「週刊誌の問題」じゃなくて「メディアの問題」だったりする。

そしてそれをweb3のテクノロジーでどんどん解決できたら面白い！

うちらが「できること」にフォーカスするべきだと思うし、「世界の力を借りる」ことが大事だと思うけど、web3に入ってる世界の人たちって先進的な考え方だったりイノベーティブな人たちで、日本を高く評価してる人たちも多いんだよね。

そういう人たちと日本の若い人たちとマッチングさせたいし、日本の人たちの中にも今の日本のシステムに疑問を持ってる人たちもいて、その人たちとも一緒にやってきたい。

人生の目的から考える

99%の人間は、自分のことを一番に考えて生きてるけど、それが人間だし、問題ではなくて、逆にその人のメリットになるような、自分ごととして捉えてもらえるようなプレゼンすることが大事。

その中で俺は心が一番大事だと思ってて、ワクワクすることにフォーカスして楽しい空間を作っていきたい。

「なんで旅行に行きたいか」って言ったら「楽しみたいから」で、「なんでいい学校に行きたいか」って言ったら「良い仕事に就きたいから」なんだけど、「なんで良い仕事に就きたいか」って言ったら、「楽しみたいから」なんだよね。

良い大学に行くとか、目の前の通過点を目標にせずに、最終的な「楽しみたい」を目標にした方が良いと思うんだよね。

イスラエルとか世界を見たら「日本の問題」は「問題」でないし。

英語を学んで海外の声を聞くこと

前回のPalworldの話で、海外のTikTokでは、「任天堂が手を抜いてるよね」って言われてるけど、日本ではその話が上がってないって何人もの人に聞いた。

「英語を学ぶ」っていうのは、海外の声を聞けるってことで、そこは超でかいと思う。

オリジナルの商品とかコンテンツが最強でも、他の国の企業がそれを真似してもっと良くして安く売れば、そっちにブランドが着いてきて競争に負けてしまう。

ある程度儲けちゃうと、イノベーションが止まっちゃうところがあるからこそ、海外の声を聞けるのは大事。

Taylor Swiftのインタビュー

Taylor Swiftのインタビューで見たんだけど、彼女が「トランプに対して批判的な意見を言いたい」って言った時に、彼女のファンの半分以上がトランプ支持者だから、PR会社が止めようとしたらしいんだよね。

その時彼女は涙ぐみながら、「自分はこういう人間でありたいし、歴史上こういう人間として知られたいから、自分が思ってることを宣言する！」みたいなことを言ってた。

それでトランプ派のファンは失ってしまうかもしれないけど、だからこそ彼女の力強さに惹かれる人もいて、それでもっと人気になるわけよ。

日本でも、メディアとか大企業に負けずに、「やりたいことをやれる人たち」がもっともっと生まれて欲しいし、web3がそのツールになったら良いと思う。

自分がコントロールできるところにフォーカスを

誰でも自分のスタンスを示して、嫌なものは嫌って言える環境がキーポイントだと思ってるけど、今は声を上げることで仕事がなくなったりする恐怖があったりすると思う。

そこに対してweb3で個人の力を上げられられるんじゃないかと思ってる。

フォーカスすべきは自分がコントロールできるところで、「法律とか政治家が変われば良いよね」と言っても、法律や政治家は自分でコントロールできないよね。

だから問題を直球でダイレクトに直すのは難しいけど、web3を通して女性とか、声を上げられない人たちが声を上げられるようになればいいと思う。

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