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【web3/NFT】Bright Moments Tokyoはぶっちゃけどうだった?

8ships Twitter Space(5/14/2023)-Part 2
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl


前記事では、web3の本質や、ベアマーケットの今が賭けていくチャンスということについてトーク!次は、日本の価値やweb3で世界に勝てる日本の強みについて話していくよ!

Bright Moments Tokyo はweb3?

Bright Moments Tokyoはやってすごく良かったと思うけど、俺としては「外国人がしたイベント」っぽいなっていう感覚がすごくある。

アートを出して世界のVIP層たちに見せるっていうのは良かったと思うけど、「あれがweb3か?」って言ったら、俺はめっちゃweb3だとは感じない。

繋がっていくのがweb3の面白さだからっていうのを考えると、Bright Moments Tokyoはなんだか「アート好きがアート好きのためにやったイベント」みたいな感じ。

それもクールだし、web3は自分がやりたいと思ったことをやれるものだけど、もっと面白くできたんじゃないかって思う。

あと日本の価値を日本人は過小評価しすぎだと思ってる。

日本のアートとか文化、人っていうものの価値はとてつもなくあるのに、「Bright Moments様ありがとうございます」って感じになってるのが、俺は許せない。

あと今の人たちが謙ってしまうと、簡単に言えばこれからのアーティストたちも謙らないといけない空気を作ってしまうんだよね。

web3だから対等になれるチャンスなのに、ここで今まで通りにしちゃったら、うちらの子どもたちに「対等」な世界を作ってやれなくなってしまうよね。

Bright Moments Tokyoで素晴らしいと思ったのは、日本の上の人たちがクリプトを見て「マネーゲームでしょ」って思ってたとことから、「デジタルアートはクリエイティブなものなんだ」「web3はもっと違うやり方があるんだ」っていうのを見せられたっていうのは、大きな一歩だったと思う。

だから、Bright Momentsが日本に来たことはめちゃくちゃいいと思うけど、あれが全てとか「もう最高です!」みたいな感じに俺は全く感じてない。

むしろ、日本人は自分たちのアートとか作ってるものに対して「いやいや、うちらもっとすごいんですけど?」っていう誇りを持ってほしい。

Bright Moments Tokyoの人たちは、アート自体はリスペクトしてると思うけど、日本を巻き込もうという動きは全くしてなかったから、すごくもったいないと思った。

Bright Moments Tokyoのディスプレイとかはすごいと思ったのよ。
もっと日本の人に知ってもらう機会だったなって思うから、そこの配慮がなされてなかったのは「なんでだろう」とも思うし。

Joi Itoと日本の価値について語った!

そこら辺にいるNFT界隈の人たちよりも「NFTってこうだよね!」っていうのを話せた。

「(NFTは)価値観の具現化」っていう言葉を俺はよく使うんだけど、「見えないものに価値がある」っていうことだったり、「日本って見えないものが多いよね」っていうところの話をした。

例えば、CHAIが俺とEmilyを結婚式に呼んでくれたこととか、3月のRising Birds Japanイベントで人数制限があった中で、「来たら入れるかもよ」って言ったら外で3時間待ってくれてたメンバーがいたりとか、そういう気持ちに対して値段をつけることはできない。

でも、NFTを通してだったら、そこに価値をつけることができる。

「お金で買えないものってNFTで作れるよね」っていう話もした。

俺は信頼関係がすごく大事だと思うけど、バロメーターがないわけじゃん。
アメリカは点数で信用度を測るんだけど、日本は未だに働いた会社の年数とかで判断してる。

それがこれからブロックチェーンで変わっていくと思うのよね。
「あ、この人と繋がってるんだったら、あなたの信用度が2ポイント上がりますね」みたいな。
もちろん悪いことをしたら、それも反映されるような感じ。

「お金持ち=高いものが買える」ってだけで、お金持ちの方が幸せか?って言ったら絶対的にそうじゃない。

「NFTで見えないものに価値を」っていうところに関しては、日本って多分強いと思う。

日本はコンテンツが最強

web3/NFTで日本が勝つと思うのは、エンジニアとかじゃなくてコンテンツサイドだと思ってる。

日本って正直エンジニアは強いと思うけど、多分普通に考えたらインドとかに負けると思う。

もちろん、どの国にも天才はいるし、日本にもいると思うのね。

だけど全体的なパイを見たときに、「世界を取るために日本はブロックチェーンを頑張りましょう!」じゃないと俺は思う。

だけど、コンテンツは日本が最強だと思う。

もし、日本がエンジニアで最強だったら、web2時代に日本でそういう会社がもっと出てきてるはずなのよ。

ストーリーテリングとかコンテンツビルド、IPビルドっていうコンテンツ産業に関しては、NFTを通して世界と戦える。

web3ってデジタルアートが入口だけど、それよりももっとすごく大きいというか、繋がっていくシステムだと思う。

普通に考えたら、アーティストがもっとお金を儲けるには、お客さんが増えないといけない。

だけど今のシステムって、今までトラディショナルアートを買ってきてたお金持ちの人たちに自分たちの絵を買ってもらいましょうっていうマーケットが全然広がらないシステム。

だけど多分、web3は新しいマーケットが生まれる世界。

これから新しいジャンルが生まれると思うし、それが楽しみ。

続きは、【web3/NFT】世界的なweb3カンファレンスに登壇!渋谷区のアンバサダーも就任!?


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