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うじがみさま

神社のはなし。vol.1 

では、
今日は、神社のはなし。
みなさんの知識の参考までに、御役に立てば、のはなしです。

こんにちは、せいとくです。

神社は、日本古来の独自に、自然発生した、日本民族共同の祈りの場所で、
その宗教を「神道」といいます。
 

と何度か記事で紹介しております。
 
 
要するに、
純日本製の人の道の教えです。

 
ご先祖さまは、この国土で、
どのような智慧で生きてきた?
先人の残した価値観はなにか?
平和に生きる知恵、
その答えが、神道、神社にあります。

 

では、それを踏まえて、
今日のお話は、

神社の御祭神(ごさいじん)とはなに?

神社のご神体(ごしんたい)とはなに?

氏神様(うじがみさま)、産土さま(うぶすなさま)、
鎮守さま(ちんじゅさま)

ってなに?

という話をします。
  
 
御祭神と、御神体は違います。

 
 

御祭神(ごさいじん)は、

そこの神社のかみさまのおなまえ。
名前をつけなきゃ、どんな神さまが、その神社にいらっしゃるかわからない。

次に、
 
御神体(ごしんたい)は、
そこの神社の神様の、魂が宿る「物体」。

かみさまは、人間の恰好をしなくてもいいし、
かみさまは実像がないので、 
御霊代(みたましろ)とか、依代(よしりしろ)とか、
神代(かみしろ)とか、難しい言葉で表現しますが、
神様の魂を、うつすもの。

人の魂は、身体に宿ります。
神様は体を持ってないので、
鏡だったり、玉だったり、その神さまのゆかりの物だったり、
山そのものが神だったり、神木そのものだったり、川だったり、
いろいろです。

それをご神体といいます。
 

 
次に、
  
 
氏神さまについて、

氏神さまは、
昔、そこに住みついた一族達の、共同の守り神。
一族を氏(うじ)といいます。
田舎にいくと、一つに同じ苗字が多い地区があったりしますよね。それが氏の集落で、
その集落でおまつりした、かみさまを、氏神さまといいます。

御祭神はいろいろで、御神体もいろいろです。
 
 
次に、

産土、鎮守さま
は、
氏の集合体ではないけれども、
その土地をお守りしているかみさまのことを、称します。

 
 
興味深いことに、

産土のかみさまの、システム というものがあって、

 

全国統一の、産土さまは、伊勢神宮です。

 
 

その国々に分かれたら、いまでは県ですね、尾張の国とか、武蔵野国とか、その国々の産土さんが、
総社(そうしゃ)と呼ばれる神社だったり、一宮という神社。

さらに町村まだ細分化して、
その土地では、必ず、産土さまがいるのが、

 
 
この国の神社のシステムです。

 
 
だから、必ずどこに住んでも、引っ越ししても、
近所には、神社が、あるのです。

このシステムは、奈良時代、律令が整備されると同時に、国家の計で、組まれた、神社のシステムなのです。

後世まで、神にまもられて、この日本の国で、子孫が栄えますようにという、純粋な国家計画だったのです。

ということで、後半は難しいはなしでごめんなさい。
 

今日はここまで。
ではまた。

いつも、読んでくださり、感謝申し上げます。 


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