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しめなわ

注連縄(しめなわ)のおはなし。


こんにちは、神主の背古誠徳です。

三年前に、

自宅の中で

私は、
かねてからの夢であった、
御神殿を作りました。


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なぜならば、

普段の神社の仕事に加え、

自宅の御神殿を基本として、
できるだけ多くの人たちに、

日本人としての真の信仰心や
日本の先人たちが、培ってきた、
神まつりのことなどを

お伝えしたいなと、決意して
そのように、
思っていたからです。


ですので、
少しずつですが、
いろいろな活動もしてきましたが、

このたびは、
初めて、注連縄(しめなわ)をつけてみました。


いい感じになりました。


今は、注連縄は、
いろいろな事情がありまして、
材料の
国産の藁(わら)
を調達するのがとても、
厳しい状況になってきました。


そもそも、藁の需要が少ない。

この御神殿のしめなわは、
もちろん
厳選された、国産のものです。
手間をかけて、
手作業で綯えて(なえて)くれたものです。


この
しめなわ、
漢字は、
注連縄。
〆縄。
七五三縄
こんなふうに、
いろいろ漢字があります。
どれも、「しめなわ」と読みます。


しめなわは、
神域と俗世の境界線。

つまり、
結界(けっかい)を表すものです。


この先は、尊いものがあり、高貴なものがあり、
悪いものや、穢れ(けがれ)、なども
寄せ付けません。

という、しるしです。

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何故、稲の藁なのか?

稲は(いね)
いのちの根、であり、それによって多くの日本民族が、生命を維持してきたので、
神から与えらし、食物として、
霊力あるものと、されています。


ですので、

単なる、草ではだめなのです。

稲の藁でないといけません。

しめなわな藁は、
うるち米よりも、もち米藁が、好まれます。
腰があり、作りやすいからです。

手間がかかり、真心をこめないと、作成できないので、
それだけでも、魔よけの意味があると、
私はおもいます。

こうみても、やはり、
注連縄を張ると、
気がひきしまりますね。

では、、、また

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