頭山満

「1人でも寂しくない人になれ」

黒船襲来から2年後に
この日本に生まれ
大東亜戦争(いわゆる太平洋戦争)
終結の一年前に
この世を去り、

人生そのものが近代史の中にあり
当時の中心人物でもありながら
現代の歴史から消されている漢がいる。

歴史の話を記事にすると
すこぶる、人気がないが
私個人のメモとして記事にしてく。

その、漢の名は
「頭山満」とうやまみつる。

右翼の源流「頭山満」
左翼の源流「中江兆民」
と揶揄に近い誤解があるが

中江兆民は歴史の教科書にはあるが
頭山満は中高の歴史にも出てこなかったと思う。(最近はわからない)

日本史でいう歴史区分の
近代史をもう一度
自分の中で洗い直して
勉強しなければならないと
おもったのは

本当の武士道精神とはどうゆうものか?
また本当の日本人とは?
アジアの中の日本はどうあるべきか?
ということを知りたくなったからだ。

本当の近代史を学ぶには
やはり
無位無冠の漢
頭山満の周辺を詳しく学ぶ必要かある。
なぜなら
頭山満を中心にして、歴史的な重要人物が常に
周りにいるからである。

しかし、
近代史は難しい。
複雑で難しく見えるように装われている感じがする。歴史が湾曲されたり、裏の歴史が根深い。

明治維新後に薩長が中心となり
藩閥政治が執り行われ
政府の舵はおおきく
欧米化に執られていく。
欧米列強の植民地政策によって
どんどんアジア諸国が侵略され植民地にされ
その中でどんどんと日本もその渦に巻き込まれていく。
新日本政府は、大久保利通をはじめ、伊藤博文、大隈重信、井上馨
日本の欧米化を推進していく
初代文部大臣の森有礼が日本語廃止論を唱えたほど。
そこで
日本は日本らしく強くなり
欧米列強の真似ごとをするのではなく
アジアの諸国と手を組んで
共に栄えていくことが
重要であると。
唱えたのが
西郷隆盛であり頭山満であり
それが
大東亜共栄圏に夢をみた国家理想であった。

まず紐とかなければならないのは
「征韓論」この周辺の歴史認識である。

明治維新後欧米化に反対する
力のあまった
不平士族を
韓国へ出兵させて
韓国を日本の植民地にしてしまおう。
という乱暴な征韓論
この征韓論を唱えたのが
西郷隆盛であり、大久保利通が反対して
それを制圧するために
西南戦争がおきた。。。これが
通説のようにうそぶかれているが

以上はまったくの歴史のでっち上げである。

この時代に起きた事件をぐちゃぐちゃに
並べてるだけであり、またこうなったのも
大久保利通の
西郷への嫉妬もあるようだ。
西郷は歴史を湾曲せざるを得ないほど
絶大な影響力があっあのだ。
西郷の魅力が恐怖であった。
実は
西郷は征韓論は主張しておらず
武力で李氏朝鮮を制圧して開国通商しようとするのはアメリカが日本に武力で開国を
迫った方法とおなじであるから
道義に反していると
反対した。
西郷が主張したのは遣韓論であり
自らを大使となり朝鮮に渡り
平和的な相互発展の道を開こうとした。

また
福岡から発した
不平士族の反乱については
明治政府から
侍の立場を追われてく武士の反乱であり
征韓論とはまた違うはなしである。

アジアの中で日本がリードして
各国の主権を守りながら
平和的に相互発展し
欧米に侵略されぬように
共に栄えようと夢をみたのが
西郷であり
頭山満の思想である。

頭山満は
1人でも寂しくない人間になれ

常に言っていたそうだ。

決して欧米列強には屈せず
独立独歩
自尊自衛の道、
日本独自の道を歩もうと主張したのが
頭山満である。

頭山満の夢とそのその人柄から
今の自分の足りなさや
今の日本の方向性までも学べる気がしてならない。

もう少し掘り下げでみたいと思う。

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