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自分のしゃべる外国語を同じ日本人にバカにされた話


昔、海外に住んでいた時の話です。

道を歩いていたら携帯電話が鳴りました。

「うわぁまたか。」

電話の音にげんなりする自分がいました。なぜかと言うとこの国に着いてからというもの、知らない現地人から電話がかかってきて、何を喋っているか分からず現地人に笑われたり、急に電話を切られたりすることが何度もあったからです。電話番号の桁数が少ないので間違い電話が多いからだと思います。

しかし、職場や家主さんから電話があったら困るので電話に出ていました。


私(現地語で)「はい。もしもし」

知らない女性(現地語)「もしもしどなたですか?」

私「8manと言います。あなたは誰ですか?」

今までこんなふうに会話のキャッチボールができたことがなかったので珍しいなと思いました。相手の現地語も聞き取りやすいですし、短くしゃべってくれます。

そう思っていたら電話口が男性の声に変わりました。

先輩「あぁもしもし?ごめんごめんドッキリさせたくてさ。(笑)知り合いに電話してもらったんよ。」

なんだそうだったのか。日本人が喋っている現地語だから聞き取れたのか。そう思っていたら電話口で遠くの方から

知らない女性「その人たいしたことないね。(笑)」

という言葉が聞こえました。

先輩「そんじゃ。」そう言って電話は切られました。


なんだ。自分は試されていたのか。


時間がたつと頭の中で「その人たいしたことないね(笑)」という言葉が頭に響きます。

ちょうど海外暮らしに疲れている所だったので、イラッとしました。


確かに私の現地語も大したことないし、英語も大したことないんですが、そういう表面上の発音とか文法の細かな間違いを気にするの日本人だけなんですよね。

そう言ってる自分も,出川さんのしゃべる出川Englishを聞くと、笑ってしまうので同類です。

出川Englishって実はとても高度なことをやっているので、ネイティブの英語圏の人は好感を持つ人が多いそうです。

アメリカやカナダ、オーストラリアは移民の人も多いので、しゃべれない人がいることが当たり前なんだと思います。

疲れすぎて泥のように眠った一日でした。

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