永遠の美女

古墳で見つかったのはガラスのカプセルに入った女性。
発掘した人々は、その女性は生きているのではないかと驚愕した。
カプセルの中でずっと眠っているかのようだったのだ。調査が行われると、驚くべきことに、心臓はとてもゆっくりした間隔ではあるものの鼓動し、脳波も観測された。まさに千年以上の時を生きているのだ。

カプセルには「从不打开」と文字が刻まれていた。「決して開けてはならぬ」。

そして不思議なことが起こった。監視カメラに残った映像で、その女性が目を覚まし困惑した様子が見られる。その直後カプセルの中は炎に包まれ、女性は灰と化した。
その後カプセルの文字は「刑期届满」という表示に変わっていた。「刑期満了」。