#5「日曜劇場『VIVANT』役者の顔芸を楽しむ」
堺雅人主演のドラマは、役者たちの顔芸を楽しむものだ。
「半沢直樹」しかり。
演出上なのか、やたらと顔のドアップが多い気がする。
そして、VIVANTである。
第一話と最終話では全く話が違っているのが分かると思う。時々、ドラマなんて最初と最後だけ見ればいいやと言う人がいるが、同じドラマなのだろうかと思うほど訳が分からないだろう。
それだけストーリーは二転三転するし、ロケ地のスケールの広さも一つの見どころになっている。
映像が映画並みで、このご時世、どこからこの製作費が湧いてきたんだろうというのが謎である。
第一話にあった、糞貯めでうんちマンを顔に塗りつける描写で、こんなのが毎回出るのかと狼狽えたものの、
こんなスケールがでかくて、製作費に金かけてるものを無料で観られるなんて、観ないともったいない!という変な貧乏性が出てしまい結局、最終回まで観てしまった。
オリジナルストーリーとして、出来が良すぎるくらい完成された作品のようにも思った。
前半と比べて、後半は失速しているような意見もあったが、ぼくはそうは思わなかった。
そして、役者の顔面濃度は相変わらず濃かった。
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