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第4回「言い方で分かる?年代チェック」

メールマガジン「B-Search NEWS 2017年11月3日分」に寄稿した文章です。

今日は、文化の日である。Wikipediaによると、「日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視していることから、1948年(昭和23年)に公布・施行された祝日」とある。ちなみに5月3日の憲法の日は、日本国憲法が施行された日らしい。

文化の日が、憲法に関係しているとは全く知らなかった。そうなると今後、憲法改正が行われた場合、廃止や変更もあるのだろうか。

○○の日と名付けられた日は、国民の祝日に関する法律で定められているらしい。よって、カレンダーで平日の色が変わっているところを祝日と呼ぶ。

しかしこの言い方、人によってさまざまな言い方がある。

旗日と言うのは昔、祝日に玄関先に国旗を掲げる風習があったためである。ちなみにぼくは、実際に見たことはない。公共の施設などでは今でもあるかもしれないが、今、個人宅で国旗を掲げたら極端な政治信条を疑われてしまいそうである。

祭日と言うのも、皇室で祭り事(儀式や祭典)が行われる日の事を言うそうで、昔はその日が休みだったらしい。

よって、日常的にどの言葉(祝日、旗日、祭日)を使うかで、おおよその世代が分かってしまうこともある。

しかし休みの日は、昔はうれしいものだったが今は、医療や福祉体制が手薄になることもあり、そういった意味では憂鬱な日である。

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