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【世界もココロもグラデーションで  できている】② 「色のなぜ?」

こんばんは 八彩理絵子です

今日は「色はなぜ見えるの?」と言うことについてお話したいと思います。

世界は色で溢れていますね。南国の海のブルー、山々に萌える若葉の緑など光が満ちあふれた太陽の下では、さまざまな色が私たちを楽しませてくれます。しかし、太陽が沈み、あたりが暗闇に包まれるともはやそこには色はありません。
太陽は光源(光を発するもの)であり、光がないと私たちは色を見ることができません。
色を見るためにはそこに物(物体)がなければなりません。
そして目を閉じていては何も見えません。

色を見るためには「光源」「物体」「視覚(眼)」の三つの要素が必要で、目で受け取った情報を脳で処理して、はじめて色を認識することができます。

「光」とは何でしょう?
光とは電気と磁気のエネルギーが波となって空間を伝わっていく電磁波の一種です。
「電磁波」とは振幅と波長で表すことができます。
テレビやラジオ、携帯電話などに利用されている電波、レントゲン撮影に使われるエックス線、日焼けの原因となる紫外線、熱を感じる赤外線などもすべて電磁波の一種です。

様々な電波をもつ電磁波の中で、人間の眼が感じることができる波長範囲は約380~780nm(ナノメートル)で可視範囲といいます。

可視範囲以外の電磁波は人間の眼では感じることができない。紫外線や赤外線は可視範囲以外のため人間の眼で見ることができません。

シャボン玉

「光の性質と色」
物体に避回が当たると光は波長によって表面で反射するか吸収されるか、その物体を透過するかのいずれかの経路をたどります。
反射  ・正反射(鏡のような滑らかな面)
    ・拡散反射(光沢のない紙、石膏のような表面に凹凸がある物体等         
透過  ・正透過(透明ガラス)
    ・拡散透過(曇りガラス)

屈折  ・違う物質の境界を斜めに通過するときに光は進行方向を変える
    例)コップの中の水に入れたストローが折れて見える
    水槽の魚が実際の位置より上に見えたりする
    虹は屈折による現象(虹についてはた別の回で♡)

干渉  ・複数の波が重なりあうことで新しい 波ができる現象
    例)シャボン玉の表面に虹色が流れるように見える

回折  ・波が障害物に当たったり、小さな隙 間を通り抜けたりした後に、  その先で半円を描くように広がって進む現象。
     微少な凸部で反射した光も回折し 起こすので半円状に広がる

散乱  ・光が大気中のチリや水滴、あるいは 気体分子などの細かい粒子に                    
    当たりさまざまな方向に散らばることを散乱といい、散乱しないと
    私たちの眼には感じない。
    例)太陽が輝いていても宇宙空間  暗闇。昼間の空が青く見え、夕方になると赤く見えるのも、光の散乱の影響によるもの   

撫子(なでしこ)

一昨日、地元の山に散策に行きました。                一般的に撫子は4月~8月が開花時期といわれていますし、735メートルほどの山ですのでそこで会えたのは嬉しかったです。

今日の伝統色は「撫子色」(なでしこいろ)                   撫子色とは、撫子の花のような少し紫みのあるピンク系統の薄い赤色の事です。撫子は秋の七草の一つでもあります。

清楚で美しい日本女性を表す代名詞としても有名。           
女子サッカーの日本代表チームの愛称としても親しまれていますね。

平安時代の籠の色目にもなっており、表紅、裏紫、または、表紅梅、裏青になります。

色って無限にありますね。
そして、不思議がいっぱいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は「眼のしくみ」についてお話ししたいと思います。

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