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【六曜?曜日は七でしょ!?】~世界もココロもグラデーションでできている~230

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

昨日は「一粒万倍日」だったので、そんなお話をしました。
さて「大安」とかいいますが、それってどこからきてます?

カレンダーに書いてある?書いてないのもあるし、興味ないから知らないという方も、ちょっと一緒に見てみませんか?
私もなんとなくしか・・・(私はなんでもそんなふうにぼんやりとしか捉えていないw)
詳しい知識はありません。

「六曜」といえば、カレンダーの日付あたりに書かれているのをイメージす方が多いのではないでしょうか。

六曜とは

六曜は「ろくよう」や「りくよう」と読み、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを指します。基本的にはこの順番で毎日繰り返されますが、

旧暦で1日にあたる日は、最初から六曜が定められています

「へぇそうだったんだ~🤔」

例えば、1月・7月は「先勝」、2月・8月は「友引」、3月・9月は「先負」、4月・10月は「仏滅」、5月・11月は「大安」、6月・12月は「赤口」といった具合です。これらの1日に別の六曜が来ることはなく、順番がリセットされることから、前月の末日と同じ六曜が続くこともあります。

そもそも六曜は元々中国で生まれた概念で、日本へは14世紀頃に伝えられました。また、干支や陰陽道といった思想を基に、明治時代以降には、その日の吉凶や運勢を占うための暦注として広まったという歴史があります。

つまり、六曜を見れば「その日が運勢の良い日なのか、逆に注意すべき日なのか」が簡単にわかることから、現在も日付あたりに記し、日々の行動において参考にする風習が残っていると考えられます。


六曜それぞれの意味をみていきましょう。

☆「先勝」先手必勝を意味する午前がラッキーな日

「先勝」は、「せんかち」や「せんしょう」と読み、「先手必勝」つまり「先んずれば勝つ」といった意味を表した日です。

要チェック!!
終日良い日であるように思われるかも知れませんが、先勝の日は何事も早めに済ませることが重要で、良い運勢は午前中のみであることに注意が必要です。
なお、六曜において午前中は14時までとされているため、先勝は14時以降18時までは運勢の良くない時間帯となります。



☆「先負」・・・先勝の逆の吉日で午後の時間帯が良い

「先負」は、前述した先勝の逆で、その名の通り「先んずれば負ける」を意味します。

「読み方は「せんぶ」が基本ですが、「さきまけ」や「せんまけ」、「せんぷ」と読まれることもあります。できればこの日に大切なことをするのは避け、心を穏やかにゆったりと過ごすことが吉です。

要チェック!!
「負」という漢字が使われていることもあり、例えば訴訟といった勝負事や、契約なども良い結果を得られないとされます。

ただ、先勝でもあったように、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうかをあらかじめ検討するとよいでしょう。



☆「友引」・・・良い意味でも悪い意味でも友を導く日

「友引」は「ともびき」や「ゆういん」と読まれ、元々は「共に引き分け」、つまり勝負がつかない日であるとされていました。「それが転じて現在では「友を引く」という意味で捉えられるようになっています。

特に「亡くなった人が友を呼び寄せる」といった意味合いを持つことから、葬式を執り行うのは避けられる傾向にあります。一方で、結婚式や入籍など、おめでたい行事は歓迎される日で、大安に続いて選ばれやすいのもポイントです。

要チェック!!
友引は、吉である時間と避けるべき時間のそれぞれが決められています。

午前中や夜は吉ですが、「丑の刻」である11時から13時は凶とされているため、その時間帯を避けて結婚式などを執り行うケースもよく見られます。



☆「赤口」・・・祝い事は避けた方が良い凶日

「仏滅」は「ぶつめつ」と読み、六曜の中で最も凶日とされます。

最初から「仏滅」ではなく、「虚亡」と呼ばれていた時代を経て「物滅」に変わり、現在の「仏滅」になりました。文字の通り「尊い仏をも滅ぼす」という意味を持ち、基本的に何をしても良い結果を望めないとされます。

また「仏」という漢字が使われているため、仏教に関係していると思われがちですが、六曜はインドではなく中国が発祥のため、全く無関係です。


要チェック!!

人生で最高の一日として結婚式の日取りを決める際にも、イメージの悪い仏滅は避けられやすいでしょう。ただ、最近は「滅びることで新たなスタートを切れる」といったポジティブな考え方を基に、あえて仏滅の日にお祝い事をする人もいます。

人々の価値観が多様化している現代では、六曜の捉え方もさまざまであると考えられます。



☆「大安」・・・幸運な日として好かれる吉日

「大安」は「たいあん」と読み、非常によく知られている六曜です。

この日は「おおいに安し」、つまり1日を通し万事において良い運勢を期待でき、六曜の中で最も吉日とされています。


要チェック!!

大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。また、開業や開店、登記、建築の着工日、オフィスの移転なども、六曜の中で大安が最もふさわしいとして選ばれやすい日です。



六曜には、「仏」という漢字が使われているため、仏教に関係していると思われがちですが、六曜はインドではなく、古来中国から伝来した暦注の一種です。

科学的な証拠はないことから迷信と位置付けられ、そもそも六曜を全く気にしない人も一定数いることは確かです。しかし、先人の知恵として受け継がれてきた六曜の考え方は、現在も一般的に広く支持されており、ビジネス上でも多く活用されています。

開店や移転、大切な商談や勝負事、また、移転や引っ越しなどでは六曜が意識されることの多いイベントといえます。



いかがでしたか?気になるイベントがある方は参考にしてみてください。


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。


大切なお時間をありがとうございました。


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