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【スポーツウェア・カラーとの相性①】~世界もココロもグラデーションでできている~141

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回「やらかし」(笑)のお話しをしました。
今回はスポーツウェアと色のお話しになります。

スポーツに取り組んでいると、ウェアや道具などさまざまな色を身につけることになります。その際に選ばれる色は、実は色の力を活用している場合が少なくありません。

それは、色によってスポーツのパフォーマンスが左右されることがあるからです。脳や心にどんな影響を与えているのか。今回は、スポーツと色の組み合わせについて紹介していきます。

色がもたらす意味を把握してから選ぶことで、よりスポーツの成績をアップさせることができるかもしれません。ウエアの色が与える影響や向いているスポーツについてお話しいたします。

まず
どちらかというと気持ちを高めるスポーツから見てみましょう。

赤のウエア・・・活力をアップ

以前、イギリスの科学「ネイチャー」にボクシングやテコンドー、レスリングなど格闘技では、赤のウェアを着た選手の方が、勝利数が多いという結果が掲載されています。ほぼ、同レベルの能力をもった選手同士が戦った場合、赤のウェァを着た選手の方が勝率が20%もあがるというのです。

赤色は気持ちを高ぶらせる、情熱や熱気、やる気を引き出す、興奮させるといった効果があります。攻撃的、怒りなどのイメージも強いです。そのため、相手選手に対して攻撃的な姿勢をみせる格闘技種目などのスポーツにおいては、赤のウエアはおすすめです。

黒のウエア・・・重圧感や威圧感を与えられる

黒のスポーツウエアは重圧感や威圧感があります。気持ちを引き締めるためにも、また相手を威嚇するためにも黒のスポーツウエアは役立ちますが、着ている側にとっても気持ちを重くしたり、色そのものの影響でウエアが物理的に重く感じるということもあるので注意が必要です。

 卓球など、小さいボールの視認性を高めるためにあえて黒いスポーツウエアを選ぶという方は多いそうです。

黄色のウエア・・・注意を引くことができる

黄色のウエアは明るさ、元気さなどを印象付ける効果があります。赤と同様、気持ちを高めるなどの作用もありますが、効果は赤ほどではないようです。また、黄色は人間が自然と注意を向けてしまうカラーです。

 目に入りやすく、印象に残りやすいため、スポーツのプレイヤーよりも審判が黄色のウエアを取り入れるというケースは多いようです。

今日はここまでになります。
次回も引き続きウエアのお話しになります。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。





お・ま・け

今日の伝統色「雪色」(せっしょく)
昨日は都内でも雪が積もり様々な影響があり、雪の影響を受けた方々は大変だったでしょう・・・とお察し致します。
さて今日はそんな雪の色についてです。

雪の色は単純な白ではありません。わずかに青みがかっていたり灰色の気配も感じられます。

「雪」の色はどうして白い?



白い雪景色はとても美しいものですよね。では、雪の結晶は透明なのになぜ雪は白く見えるのでしょうか?

雪は。ちり、ほこりなどを核として。待機中の水蒸気が凍って氷の結晶になることによってできます。
氷の結晶に水蒸気が凍ってくっついて成長し、雪の結晶ができ上がります。この雪の結晶が地上に落ちてくる途中で水滴になったものは雨となり、溶けずに落ちてきたものは雪となります。

空気中の可視光線には電波のような波長があり、物体によっては吸収する波長と反射する波長が異なるため、さまざまな色に見えます。そのため雪の結晶の一つひとつは透明ですが、細かい結晶が折り重なると、光の乱反射効果によって白く見えるようになります。かき氷が白いのも同じ現象です。

雪の結晶が重なると光の乱反射効果によって白く見えます


雪そのものの名前呼び名もたくさんあります。

淡雪(あわゆき) 泡雪(あわゆき) 沫雪(あわゆき) 乾雪(かわきゆき・かんせつ) 霧雪(きりゆき) 凍雪(こおりゆき) 小米雪(こごめゆき) 粉雪(こなゆき)細雪(ささめゆき) 粒雪(ざらめゆき) 
湿雪(しめりゆき・しっせき) 驟雪(しゅうせつ)玉雪(たまゆき) 
灰雪(はいゆき) 花弁雪(はなびらゆき) べた雪 ぼた雪 牡丹雪(ぼたんゆき) 水雪(みずゆき) 餅雪(もちゆき) 綿雪(わたゆき)

日本では古くから、人々は自然と寄り添うようにして生活してきたことを感じます。その中でも、雪というものは単なる自然現象としてではなく、特別な感慨をもって眺めてきたことが伺われました。文学作品の中にも表現され続けてきました。

今日の関東地方は「晴雪」(せいせつ)と言う言葉で合っているのかな~?
次回のおまけは、雪にまつわる言葉を取り上げてみます。お楽しみに♪

こちら、色についての記事になります。良かったらこちらも見ていただきたいです。

最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。


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