見出し画像

【安全基地はありますか?】~世界もココロもグラデーションでできている~135

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回、コンフォートゾーンを突き破るための1つ目として、「未来の自分のvisionが見えているか」と言うお話しをさせていただきました。「こうなりたい」ではなく「絶対に自分はこうなる」といった感覚が大事ということです。

今回は
2つ目 心の安全基地があるかどうかというお話しになります。

目標を立てても達成が難しくできないという人が多いのではないでしょうか?私もそう感じていました。

なぜチャレンジ回数が多い少ないがあるのか・・・?

多くの人がやりたいことや、「こうなったらいいな」はあるでしょう。例えば「お金持ちになりたいな」という人はたくさんいるけれど、ではどうして多くの人はお金持ちになる行動をしないのでしょうか?

多くの自己啓発本や願望実現系の本とかに書いてあることは

「行動する」

行動しなさい。行動したら続けなさい。続けたら絶対うまくいきます。

でもこれを読んだときこんなことを思いませんか?

「それが出来たら苦労しない!!」

ずっと行動し続けるとか、ずっと諦めないとか、始めたら継続するとか
なれたらいいよね。なれたら苦労しないよ。

ではそれができる人はなぜできるんでしょうか?
そこで、安全基地という話になります。

※「安全基地」とはアメリカの心理学者であるメアリー・エアンスワースが1982年に提唱した人間の愛着行動に関する概念です。

エリクソンの発達心理学の概念として、幼児期0歳~6歳くらいまでの間に 基本的信頼という親と子の信頼関係が1番伸びやすい時期があります。

幼児期、幼少期を思い出してみてください。みなさんは親にどんなイメージをお持ちですか?

『めっちゃ承認された』『めっちゃ受容された』『めっちゃ褒められた』という人は基本的信頼関係が高そうなイメージがあります。

しかし中には、『めっちゃ怒られた』『めっちゃ否定された』『やることなすこと全部ダメだしされて育った』という人もいるかもしれません。もし、ネガティブな方の思い出が強くて濃いという人は基本的信頼関係が伸びづらかったかもしれません。

基本的信頼とは命綱であり安全基地なんです。命綱をイメージしてみましょう。安全基地から綱が伸びているイメージです。幼少期には何かチャレンジして失敗して傷ついたりしても親元に戻ればいい、巻き付けばいいということがわかっていました。チャレンジしても癒される場所があるといったことを強く理解していたからチャレンジできたのです。



どうせ癒されるし、失敗してもどうせ自分は立ち直ることができるし、そうわかっていたらもっとチャレンジできるような気がしませんか?
どんなチャレンジをしても癒される場所がある。失敗したところで、愛されてる。どうせ癒されてるし、愛されてるしという感覚で、もし、日々過ごせているとしたらチャレンジできそうな気がしてきませんか?

「こんなことしてみたいんだよね」
「いいじゃん!やんなよ、すごいじゃん」

「実は、やってみたら失敗しちゃったんだよね」
「そうなんだ、そっかでもよくチャレンジしたよね」

こんな心の安全基地が自分自身の中にあったら、コンフォートゾーンの殻を破りやすく日々チャレンジしやすくなっていくと感じられませんか?

コンフォートゾーン(安全領域)に自分は今いるということが確信できているとしたら、自動的にチャレンジできる自分になれます。安全ではないという飢餓感だったり恐怖心がある状態だと(マズローの5段階欲求の生命の欲求段階の命を守ることで手いっぱいになってしまうと承認欲求だったり、自己実現欲求だったりを満たすという高度な欲求にいけなかったりする)なかなかチャレンジは難しい。そういった意味でも親と子の基本的信頼といったものは重要だし、今自分が安全領域、安全基地にいるかどうかをしっかり理解できないとチャレンジしづらいということになります。安心は大事。

幼児期、幼少期の親は神 世界のすべてでした。1番関係性が濃いし、1番最初に学ぶ社会です。社会とはこうである。幼児期、幼少期が、せちがないものであるとしたら、この世界はせちがないものであるといったものが生まれてくることもあるでしょう。幼少期に両親への信用が低い場合、人に対する期待も低かったりします。でもこれは、立て直すことができますので、

安心してください


基本的信頼といったものが親と子どもの間に形成されなかったらどうしたらいいでしょうか?

否定されたり、虐待を受けたり、酷いことを言われたりとかして心のゴミ箱のようにされてきてしまった人は安全領域がなくて「命綱なんてないじゃん!」で終わってしまったら悲しいですよね。そうではなく、安全基地は自分で作れるのです。自分自身がその役割を担えるということがポイントです。誰か人に依存しないと安全基地ができないのかということではありません。

自分が自分自身に対して安全基地を作ってあげることが1番

大人になってからは今さら親に求めたり、他者依存になっても上手く行かない場合もあります。親のせいにして、親がこうだったから自分はこうなんだという状態だと親が変わらないと一生自分の環境が変わらないということになってしまいます。そうではなく『自分を変えること』『自分自身の安全領域を作ってあげること』は可能なんです。自分の未来を聞いてあげる。ネガティブも受け入れる、ただただ、愛のエネルギーで受容していく。自分自身が自分自身の安全基地を作っているという感じです。これがチャレンジできる自分。嘘みたいに自分を変えるために絶対的に必要な事なんです。

ちょっとイメージしてみましょう
命綱なしでのロッククライミングをするとしましょう。難しい!ほんと怖い!失敗できない!!命綱をしてチャレンジしまくったけれど失敗するような山場もある。いざ命綱なしでの本番!失敗できない。失敗したら死ぬよ。
 

こんなこと普通の人はチャレンジしないですよね。チャレンジして死ぬとわかっていたらチャレンジなんかするわけないんです。

どうしてもチャレンジできない人はチャレンジしたら死っていうところまで、紐づけされている場合があります。それだとチャレンジはできません。だからこそ自分の心に命綱を付ける行為が必要になります。チャレンジしてもどうせ死なないし、っていうものを持っていたらチャレンジできるんです。これが成功者がしているマインド感覚ともいえるようです。どうせ死なないし、どうせ癒されるし、その命綱を張ることも自分自身でできるし、癒すための領域を作ることも自分自身でできるのです。

自分自身が率先して安全基地を作り上げていて、1日の中で何があったとしても、どんなイベントがあったとしても、どんなネガティブなことがあったとしても、リセットして、また明日自然とチャレンジしやすい自分になることが可能なんです。   

自分との対話はとても重要


自己実現しない人は、チャレンジしない人もそうかもしれませんが、1番重要な自分の望みを知らない人、自分の望みを知らなければ望みは叶わない。当たり前のことかもしれないけれど、自己対話が薄いとなんとなくこれかな?みたいな・・・なんとなくお金があれば幸せになれるのかなとか・・・その先に何があるのか?本当の自分の望みは何か?常日頃、いや「今日自分は何を望んでいるのか」ということを知らないと、今日の最適な行動ができないということになってしまいます。夢を叶えるvisionがわからないということもチャレンジしない要因だったりするということになりますね。

自分がどんな人生を歩もうとしているのかわからないということが不明な段階が1番怖い。不明、分からない、未知なるもの。未確認飛行物体、幽霊でも見えない、触れない、確認できないが人にとって1番怖いことです。自分の潜在意識も基本的には見えないです。意識できない領域なので・・・
ただ潜在意識になにがあるのか少しでも明確になっていったら安心感にもなります。

自分自身に「ありがとう」

自分自身に「ありがとう」は安全基地に戻ってエネルギーが供給されるようなイメージになります。感謝や愛はエネルギーです。 自分自身のハート、にもうひとりの自分がいると思って愛のエネルギーを送るとより生きるための力が湧いてきます。自分自身で安全基地を作るをやっていない人がほとんどといえますが、他人に求めてしまっても親以外誰が作ってくれるのでしょう・・・


安全基地があって、命綱があるから気軽にチャレンジできる

未来のvisionと安全基地が大事なんですね~


今日はここまでになります。
次回は、有効な手段や、
補足をしていきます。

ここまで読んでいただき
ありがとうございました。





ゆる~い話

お金持ちになりたいという話

お金は道具であり、最終的な幸せを獲得する手段ではありません。自己対話をしていくといくらお金が増えてもある程度のところで幸福度は横ばいになってしまうそうです。お金がいくらあるかは幸福度にあまり影響していないといえます。お金があるから幸せになるという方程式は成り立たないようです。でも間違いなくお金は大事ですよ。大切に使いたいと思います。


今日の伝統色「飴色」(あめいろ)
半透明のやや明るい褐色。琥珀色に近く透き通るような色合い。琥珀色とともに透明感のある濃い橙色を表す色です。デンプンと麦芽で煮詰めながら作った昔ながらの水飴の色

飴色は、使い込まれた木製の家具や、革製品の色を表現する際に使われており、また、タマネギを甘みが出るまで炒めるときも「あめ色になるまで」と表現されるように、「時間の積み重ねを表す色」ともいえるでしょう。特別で大切な時間を感じられる色なのですね。


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
大切なお時間をありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?