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人から見ればどうでも良い決心

今年 50になった。

人生100年時代と言われるようになって、
「あ〜、そうか。今年で人生、半分くらいなんだ」と思った。

そう思うと、今まで出来なかったことを
これからは 試していこうと思った。

元々、仕事用にブログは配信していたけれど、
胸の内にしまっている いろんな思いを
吐き出しても良いんじゃないかと
noteを始めたのも そのひとつ。


そして、美容師あるある

お気に入りの服や靴に限って、
カラー剤や パーマ液で 色が落ちる。
汚れる。。。。

お気に入りの上に、今日がおろしたて
なんて日に そんな目に遭った時は立ち直れない。。。

だから、ある日を境に
白い服を着るのをやめた。
レースの服なんて もってのほか。
シザーケースの中のブラシやコームが引っかかる笑

気に入った革靴に カラーの色が染み込んで泣いた日もある。
あ==== どうして、、今日に限って😭

もう!いいわ! もう 革靴やめる!
仕事に革靴はやめる!
合皮の靴で ええわ!! 合皮で!!
カラー剤も パーマ液も 弾き飛ばせ!

そうして いろんなものを諦めてきた

汚れるから。。。
引っかかるから。。。

でも、今の私にとって 残された時間は少ない

人生100年で 今 50とは言え、
自分が 好きな服を着れる期間は
あと 20年くらいかもしれない。
いや、、あと30年は欲しいな。

80を迎えた頃には
寝たきりになって、着たくもない
ダサいパジャマを着させられることになるかもしれないのだ

「はいはい。おばあちゃん。。
腕あげてね〜。今度は こっちの足ね〜」なんて具合に。

嫌だ。ダサいパジャマは 特に嫌だ。

地団駄踏んだところでしょうがない。

意思もほどほどになったおばあちゃんになれば
周りが扱いやすいように
処理されるだけだ。

髪型だって どんな頭にされるのか
たまったもんじゃない。

それならば 着てやるぞ!!

服が汚れようが、
たとえ引っかかってビリビリになってしまおうとも。
(そうならないように気をつければ良いだけ)

自分の意思が固いうちは。

と、久々に 白い服を着る決心をつけた。
(大した決心でもない)

誇らしげに 風に揺れる洗濯物を見て、
幸せな気分に 浸っている。

私は 変わるのだ。

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