不要不急って何なの?

不要不急を控えようと言われ始めて一年半以上たった。
だけど未だに不要不急とは何かが解らない。
今日は
そんな不要不急の話

逆に不要不急でないものとは?

世の中、不要不急なものが多すぎる
なので
逆に不要不急でないもの
つまり
必要なものは何か?を考えてみる

生物として必要なもの

生物として必要なもの
必用な活動とは何だろう?

生物の目的とは?

感情を抜きにして考えれば
遺伝子である

(…感情ってのも不要不急だ)

つまり
生物っていうのは子孫を残して
その子孫が次の子孫を残せるようになれば
現在、生きている物は不要不急になる。

人間に例えるならば

だいたい15才くらい?になれば体力も知力も大人と同じくらいになる。

なので1人で狩りにも行けるし、
それなりの居住スペースも作れるだろう

となると
その親たちは不要不急の存在だ。

高齢者も不要不急

その理屈でいうと高齢者も不要不急だ。
こういうと確実に怒られるであろう。

しかし事実だ

では
どの時点で不要不急の高齢者か?と言うと

生殖機能を失ったらと言える

生物の目的から見ればそう言う理屈だ

つまり介護職員は不要不急

昨今のコロナ禍で
「ケアワーカーありがとう!」
的な流れもあるけど

上記の理由で介護職員は不要不急だと言える

不要不急である高齢者の世話をし
なんなら寿命を伸ばしているかもしれないので

生物的にはだいぶおかしなことをしているんじゃないか?

姥捨山は正しかった

さらに
そう言った理屈で言えば姥捨山は正しかった
と言える

子供を産むわけでも
効率良く仕事をするわけでもない老人を
口減らしのために山に捨てて来る

今日、明日を生き抜くためには不要不急が研ぎ澄まされていく

人間には不要不急が必用

私の実家は
毎年
夏は海へ泳ぎに
冬は雪山へスキーへ出掛けた

昔、子どもながら思ったことが

スキーって変なことやってるな。寒い時期にわざわざ、さらに寒い雪山に行ってリフトに乗って上から下に滑って来る。しかも、その為にいきる糧でである森林を伐採したうえでだ。

と、、、

海で泳ぐことも変なことだ

魚を取るわけでも何でもなく。ただ泳ぐ、浮き輪で浮かぶ、波乗りをする。

とかだ。
子孫を残す事に何も役に立たないことをしている


しかし

そんな不要不急がメチャクチャ楽しかったのは覚えている

不要不急は楽しいし人間には絶対に必要

そう
「楽しい❗」と思える活動は
全て不要不急の活動だと言える

人間は
その頭の良さからなのか何なのか原因は知らないけど「楽しさ」がないと生きていけない

TVを観てゲラゲラ笑う
ディズニーランドでパレードを観る
おしゃれな洋服を着る
近所を散歩する
Twitterで愚痴る
noteで自分の考えを言語化する
などなど

不要不急は楽しいし生きる糧になる

緊急事態宣言の時…

1回目の緊急事態宣言が出た時
ご多分に漏れず私もステイホームをした。

その時に感じたのは
「生きた心地がしない」だった

休日にダラダラと家にいる時とは違う
外に出てはいけない。
という拘束

「こんなの懲役刑と同じじゃないか!」と思った。
感染者数も全然減らないし…

不要不急って言葉が嫌いだ

私は不要不急って言葉が嫌いだ。

不要不急って厳密に言えば人間そのもののことだろ?だから不要不急は人間を否定する言葉だ。
「不要不急の行動は控えよう」って
人間の活動をするな!ってことだ

不要不急な事をするから人間らしい

私はそう思う。

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