職場の人員不足の最悪ループから抜け出す


人員不足の事業所で「人がいないから十分に教えられない、十分に教えられないから辞めていく、辞めていくから人がいない」ってループになる所が多いと思うけど、そればっかりじゃないだろうと思う。っていうか、それを言い始めたらどうにもなんない。
人が辞めてく理由はもっと根本のところにあるんじゃないかと思う。
何でかって言うと、だいたいのケースがどっかのタイミングでドバッと人が辞めたから、今てんてこ舞いって状態である。
それで「あの時あんなに辞めなけりゃこんなことにはなってないよな~」って嘆いてる。管理者も職員も。でも、過去を嘆いていても何の解決にもならない。
過去から学ぶってことはあるけど、過去を嘆くのとは違う。あの時のこういうのがいけなかったんだな!って反省して次にいかすしかない。
過去をぐずぐず考えている暇はない。現状をしっかり把握しなきゃダメだ。
新しい職員が入っては辞めてく職場ってのは例えるなら穴の空いたバケツだ。
穴の空いたバケツにいくら水をいれても漏れていくかのごとく職員が入っては辞めていってしまう。
まずは、どこに穴が空いているのか見つけて修復しなくてはコストばかりかかる。
ただバケツの穴を見つけて修復するのは管理者だけの問題ではない。そこで働く人全員の問題である。
全員が当事者意識をもってバケツの穴を探さなきゃ本当の穴は見つかりっこない。
バケツの穴を探す時の注意点は「あいつがバケツの穴だ!」となること。結局誰かのせいにした時点で、その人の当事者意識は薄れている。
もし、本当にその人がバケツの穴だとしても正直いって貴方なんかにその人は変えらんない。
他人を変えるには自分が変わらなくてはならない。それが当事者意識だと思う。たしかに「どうしようもないクズだな!!」って奴はいる。けど、それって貴方と相容れないだけである。その人にも良いところはある。絶対に。
だから「あいつが悪い!」って騒いでないで先ずは自分のことから改善していく。人間って奴は隣の席の人が勉強してれば勉強するし、サボってばかりならばサボるようにできている。
だから、自分が勉強する隣の席の人になるしかない。そんな人が一人でもいれば少しづつ人員は増えていく。


まぁ、こういうことしてるから辞めてくんだよなぁ~ってのもあるけど、また今度。

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