時間と金と人はいくらあっても足りない 人編

人員不足が叫ばれる介護施設の現場だが基本的に人員不足を理由にする人は人員がどこまで増えても「人員不足」を理由にする。
そういう人ってまず、仕事の導線ってものを考えてない。どう動けばその状況をしのげるかを考えてない。たとえ考えててもアイディアが思い浮かばない。
もうテンパっちゃって優先順位もめちゃくちゃ「時間編」の時にも書いたと思うけど、優先順位を立ててやっていかなきゃダメだ。
そして「人編」のテクニックとして仕事を振る事である。
そのために普段、他の職員をどれだけ見ているかって言うのがポイントだ。
Aさんはここの時間約10分空いてる。ならこの仕事を振ろう!ってなってくる。
全体のその日の業務内容も把握しておいた方が良い。とにかく全体を見渡せるようになると、仕事の導線も引けるようになってくる。
一番やっちゃいけない事が複数の人が同じことをするという事。
これはメチャクチャ効率が悪い。
イメージとしてはロックバンドが良い。
ボーカルとギター、ベース、キーボードそしてドラム。それぞれが違う楽器を演奏しているから成り立っているが、もしドラムだけのロックバンドがあったら、それはもうギャグだ。
そんな馬鹿みたいなことはしないよ。と思うかもしれないけど意外とやっちゃってる人は多いと思う。つまり、それぞれが違う楽器を演奏すれば良いのだ。
ただし、本当に人が足りないときは全ての楽器を演奏しなければならない訳ではない。その時は仕事の優先順位を考えれば良い。
そこまでやって考えれば「人員が少ないから!」とならずに、「どうすれば今の人数でまわるか?」を考え始められる。
もう一度言うが人員を理由にする人はどこまでいっても人員は足りず、その上時間も足りない人なのだ。

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