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この道をこのまま真っ直ぐ

今日は母親とおばあちゃんがライブに来てくれて
ライブ中におばあちゃんが「ちょっと寒い」と母親に言ったのが薄ら聞こえたので
気になり
気になったまま歌えないので
母親の後ろにエアコンのリモコンがあったので
曲を中断して
「お母さん 温度を上げてもらえませんか」
と言ったら
母「他のお客さんのこともあるし・・」
私はお客さん達の顔を見た
お店の膝掛けをおばあちゃんに渡そうという流れになり
おばあちゃんに渡したが
おばあちゃんは「自分で持ってきたコレ(ショール)で良い」と言って使わなかった

私はこの時
「私たちのことはいいからあんたはあんたの仕事をしっかりやりなさい。それでええんや。あんたの歩いて来た道をそのまま真っ直ぐ。それで良いねん。応援してるんや。やりなさい。行きなさい。」

と言われたような気がした

そんなことは一言も言ってない
でも私がそのように感じ受け取り、それによって苦しい感じが無いなら私にとってそれが正解だから
そのように解釈したままライブを終えた
傷付いたままで生きても良いのだ

90を過ぎたおばあちゃんは帰り際「これで最後やと思うから」と言ったので
嫌や お別れは嫌です
と心底伝えた
母親に「お客さんのこと考えてくれて有難う」と伝えた

たった今は、有り難さ、寂しさ、愛、信頼、嬉しさ、哀しさ
いろんな気持ちが渦巻いているけれども
今日も歌わせていただけて
人と心の通ったやりとりが出来て本当に嬉しい。
明日もしっかり私の仕事を遂げたいと思います。たのしく^^


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