ミークヒラタクワガタ(亜種delislei) 飼育記#1
ミークヒラタクワガタ(Dorcus meeki delislei)※イリアン西部亜種
産地 ニューギニア島 イリアンジャヤ アルファック
サイズ ♂58mmUP(23年9/27羽化) ♀FREE(23年10/7羽化) +ミニ♂(〃11月上旬羽化)
累代 WF2
2023年12月3日 飼育開始
写真
ミークヒラタクワガタ(亜種delislei) 飼育記録#1
はじめに
ニューギニア島に生息する本種ですが、島内でも地域により特徴が異なり、現在は東部個体群が原名亜種、中部はjasmini、西部はdelisleiと分類されている模様。
しかし「jasminiとdelisleiが混生しているかも?」という話もあるようなので、いつかこれらが別種扱いになっても不思議ではないと思います。オスの見た目も結構異なりますしおすし。
今後の研究や調査に期待したいところですが、近年はニューギニア島の情勢があまりよろしくないらしいのでうーむ…
初めてこの虫を目にしたのは恐らく中学時代だったか、美しい流線を描く大顎に惹かれた事は覚えています。「内歯ツルツルなのが良いなら国産ヒラタでもそういう血統あるじゃない」って声も聞こえそうですが、そうじゃないんですよね。
その中学時代に入手する機会があり、飼育もしていたのは記憶しています。
その時に初めてカワラタケを使用したので少なくとも産卵には成功したはずなのですが、残念ながら詳細な記録が残っていないためその先は不明。
という感じで10年ぶりどころではないミーク再挑戦。
しかし繁殖は年明け以降になると思います。
オスもメスも活動開始はまだですが、成熟まではそう遠くないかと。
同居させるなら顎縛りたいですけど、縛りにくそうな形状してるんだよなぁ…この形が好きなんだけど…
3/14 追加ペア購入
2/13、ペアリング前にメスが落ちてしまうアクシデントが発生。
管理に何か問題があったか、或いは先天的な問題を抱えていたのかは分かりませんが、突如ブリード不可に。
「メスが見つかれば再開しようかな…」ぐらいに考えていたところ、ヤフオクでペアの出品があったので落札。
無事到着し、しっかり餌も食べているのを確認したので今度こそは大丈夫だと思います。
とりあえず元からいた♂58mmと今回届いた♀をペアリングさせる予定。
3/23 産卵セット
ペアリングがすんなりいったのでそのまま産卵セット。交尾は3回ほど目視。
産卵セットはメガフードコンテナ―にフェロールマットと柔らかめの材1本。
どうでもいいですけどフェロールマットってなんか独特なニオイしますよね。多分添加剤によるものだとは思うんですけど。
投入した当日からしっかり潜っているのが見えたので多分大丈夫だと思います。
幼虫飼育にはカワラタケが合うそうなので、採れそうなら早めに準備した方が良いかな?
動画でもミークヒラタを紹介しています。
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