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ケルヴルスヒラタクワガタ 飼育記 #2

全然記録を残してなかったのですが、なんやかんやで爆産してました。

爆産についての詳細は下記の動画を見てもらえたらなと(露骨な再生数稼ぎ)


羽化個体紹介

♂26ミリ(最小個体)

4/2 Fマット(RTN) 220cc
7/中旬羽化確認

本当に小さい。お前男だったのか…という逆パターン。

♂34ミリ

5/13 モンスターpro 800cc
8/上旬 羽化確認

30ミリを超えないのもザラだったのでこれでも見れる方。
あと全体的にオスは赤みを帯びていました。
血筋的なものではなく、小さい個体ほど赤みが目立つだけじゃないかなと思います。多分。

♂35ミリ(最大個体)

5/13 マット(モンスターかF、失念) 220cc
7/下旬羽化確認
上翅にちょいシワ有り

今回の最大個体。
シワが入ってしまったのは残念ですが、34ミリオスに比べると数字以上に大きく見せるものがあります。種親候補。

34ミリと35ミリ同士で比較

♀25ミリ(最大個体)

5/13 モンスターpro 800cc
8/上旬 羽化確認

数ミリ単位の違いとはいえ、このメスだけ明らかに大きかった。
メスの最小は20ミリ。
他は23ミリ前後でまとまっていた感じです。

最小オス(26ミリ)と最大メス(25ミリ)の比較

厚みなどの関係か、メスの方が身体を大きく見せてますね。いやこれオスの方本当に26ミリあるんか…?(ガバ計測)

まとめ

育成に関しては大失敗でした。
とにかく幼虫期間が短い。早い個体だと初令割り出しでも3ヶ月で蛹化してました。

温度は一切工夫しなかったため、次世代では低温を試してみたいところ。
それも割り出し後すぐに冷やすのか、少し置いてから冷やすのか、この辺のタイミングが肝になるかもしれません。

餌ですが、初令から思い切って菌糸カップ(200ccぐらい)に突っ込むべきかなと。大きくなる虫ではないのでそのまま羽化でも大丈夫そう。
生オガ系の発酵マットでも完熟系と同じように食ってたので食性は強い方だと思います。

あと全部で40頭以上の幼虫が得られたものの、マットのガス抜きが甘くて一部ヘグッたのは反省。

産卵に関しては普通のヒラタ用セットで多産します。温度も極端でなければ普通に産むはず。
材にも反応するのでカットした端材があるといいかもしれません。
「自分で材をカットなんてできねーよ」って思った方、チャームさんで購入できるのでご安心を。なんならワシも道具ないから自分でカットできん。

産み始めがなかなか遅かったのは野外産であることによる何かが影響しただけだと思います。累代品なら問題なくすぐに産むはず。
ちなみに羽化から1〜2ヶ月で後食も始まるので成熟そのものは早め。

総じて飼育は簡単な部類に入ると思います。
しかし無策だとミニマム個体を連発するので、サイズ狙いまで含むならもう一段階難易度アップといった感じでしょうか。

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