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ちえなみき

北陸本線・敦賀駅に誕生した本屋「ちえなみき」。公設民営、普通の本屋とはちょっと違う品揃え、ということで行ってきた。その備忘録。

敦賀市が整備し、丸善雄松堂・編集工学研究所が運営する新しいスタイルの書店です。3万冊を超える本が、まるで迷路のような書棚にところ狭しと並び、利用者を知の迷宮へ誘います。
https://tsurugaeki-nishi.jp/shop/%E3%81%A1%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%8D/
枝分かれするように棚が並んでいる
凸凹した棚、引き出しや戸棚みたいな場所もある。
置き方も様々。
引き出しを開けると中にも本が!
階段から見た1階の様子。様々な本の一節が書かれている。
よく見ないと気づかない、ジャンルごと戸棚の中


1階のこの枝分かれした場所は《世界知》。

《世界知》
古今東西、縦横無尽、人類の叡智を本から本へと辿ります。

引き出しの中に本が入っていたり、手前の本を退かさないとタイトルが見えなかったり。
「整頓されていない」「見にくい」を「気になる」に変換する仕組みになっている。
なるほど、たしかに古今東西、縦横無尽だった。

階段を上がるとすぐ子ども向けのコーナー。
さすがに1階よりは見やすい配置になっている。

ここでも戸棚。
ゲーム卓もあった。背面にも様々なテーブルゲームが。
2階端にはベビーカーを置くスペース。


さらに進むと一般図書がたくさん。
1階と異なり、こちらは所謂ふつうの本屋っぽい感じ。
真ん中の机を囲うように本棚が並んでいる。
2階の方が実用書っぽいというか、1階が尖っていたというか...な印象。

ちなみに2階のこの場所は《日常知》というらしい。通りで。

《日常知》
仕事も、趣味も、恋愛も。身近な暮らしを素敵に変えるヒント集。
カバー付きのUSBポートとコンセント、フリーWi-Fiも。

本棚の外側、窓際にも自習・閲覧用カウンターがあり、そちらは満席だった(よって写真なし)。


印象深かったのはこの階段の本たち。
下層は海、真ん中あたりは空、天井に近くなると宇宙を取り扱った絵本になる。
どうやって取るんだろう、と思う場所もあるけど、これだけでかなり興味をそそられる配置。


結局この日は様々な本を手に取るも購入はせず。
だけどそんな人でもウェルカムな本屋。
新幹線駅が開業したら敦賀の玄関としてもっと話題になりそうだな。



おまけ

中道源蔵茶舗のぜんざい
ちえなみきの正面には飲食店。まだ埋まってなかったのでこれからどんな店舗が入るのか楽しみ。

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