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情報デザインが社会を豊かにする

情報デザインってなんだ?

情報デザインとは、簡潔に言いますと、

 
様々に散らばった情報を目的に応じて収集、分析、再構築を行い、相手にとってわかりやすい表現に変換することです。

その中でも私達の日常に近い存在である「情報デザイン」があります。

日常に潜んでいる情報デザイン

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  ・ユニバーサルデザイン
 ユニバーサルデザインとは障害の有無・年齢・性別・国籍の違いや車椅子で生活しなければならない人、子育てでベビーカーを利用している人など様々な人が利用しやすいようにデザインされたものです。

 身の回りのユニバーサルデザイン
  ノンステップバス 、スロープ、シャンプーとリンスのボトルなど


  ・バリアフリー
 バリアフリーはユニバーサルデザインの一部で特に障害を持っている人や高齢者に対して使われるものです。世の中では障害のある人から見て大きく四つの『バリア』があります。物理的なバリア・制度的なバリアや文化・情報面のバリア・意識上のバリアです。最近では物理的なバリアだけでなくすべての分野での『バリア』の除去をバリアフリーと呼びます。

 身の回りのユニバーサルデザイン
  エレベーター、ホームドア、点状ブロックなど


  ・ピクトグラム
 ピクトグラムはみなさんの生活でもかなり目にするのではないでしょうか?ピクトグラムはなんらかの情報や注意を示すために表示される視覚記号の一つです。ピクトグラムが普通の看板と違う点は、商業目的などの情報を伝えようというアピールするものではなく、情報を誰にでも伝わりやすいデザインに単純化しているものという違いです。


情報デザインが情報社会で活躍していること

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この世の中に情報は無限に近いほど存在しますが、「究極の5個の帽子掛け」という情報を整理する基準があります。
「場所(Location)」
「アルファベットまたは50音順(Alphabet)」
「時間(Time)」
「カテゴリー(Category)」
「階層(Hierarchy)」の5つに分けることができます。
そしてその頭文字をとって「LATCH」とも呼ばれています。
 例えばとあるゲームのサイトを見てみると、この「LATCH」の基準がしっかりと当てはまります。タイプや技、特性など「カテゴリー(Category)」を使って分類したり、名前などの「アルファベットまたは50音順(Alphabet)」で並べたりと、整理されて見やすいサイトを検討することができます。

 現代では、インターネットの普及によって大量の情報をいともたやすく集めてしまえるようになりました。ですが、本当に必要な情報を見つけたり、まとめたりすることはむずかしくなってきています。そんな大量の情報の中で情報を整理して相手が理解しやすいように表現するという「情報デザイン」の考えを用いていると、より多くの人に見てもらう戦術になるとも言えます。

今回、この記事を書いてみての感想

 今回、「情報デザイン」について真面目に調べてみましたが思っている以上に自分の生活の身近に存在していて驚きました。
(つまりは、「情報デザイン」がそれほどこの社会に浸透しているということです!)
 世の中には障害を持っていたり、体が自由に動かない人がいます。自分みたいにごく普通に生活できている人と比べてその人達の割合は少ないです。
ですが、そのような人たちの不自由な点を補っている「情報デザイン」はこの社会においてとても大切だなと思いました。


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