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ビジネスという言葉 X クラファンは筋じゃないとおっしゃる方へのアドバイス

若い人に本気が見えない、起業してやっぱりできませんでしたやめますというようでは現地の人に迷惑かけます、ビジネスというならクラファンは筋ではない、本気じゃないから融資や出資じゃないんでしょ、というだいぶ執拗な意見がありアドバイス差し上げます。

ビジネスにならないからとアフリカから撤退した大企業は、その社会的影響力や投入資金、雇用などから、挑戦すると言ってる若者の何千倍現地の人に迷惑かけてるということなのですから、同様のコメントは撤退した大企業の社長や株主に仰られるになる方がいいと思います。

ビジネスでやろうとしてたアルファジリは、とあるNGOの(しかもプロジェクト期間が決まってるので期間が終わると買い取らない)、市場価格とかなり乖離した作物の高い買取価格と、うちの買取価格を農家に比較されて騒動が起き、元の契約を破られてこちらは大損しました。貧しい人と付き合うならビジネスはしてはいけないという意味ですか。富める人も貧しい人もさまざまな人を包括できる経済圏をつくろうとしてはいけない、すべての定義は切り離さないといけませんかね。貧しいので時々ビジネスじゃなくてプロジェクトベースで助けてあげるのが善ですか。

8年やって確かに伝統的な意味合いでのビジネスでは、貧困地域や貧困者を包括しようとすると難しいのは痛感してます。要は利益を再投資して事業を大きくし続けるというのには限界があると思います。なのでいわゆる商売としてのビジネスは厳しいことが多く、うまく行く場合はそのモデルのビジネスがうまくいき始める土台がその地域にできはじめている場合がほとんどです。土台作りのためには国家などが投資し続けないと(中国がアフリカにドッカンドッカン投資してるように)いけないので、民間や1人の人間ができる力は小さいと思います。

でもだから逆にですよ、資金調達の種類、営利なのか非営利なのか、そんな定義づけをする必要がある意味がわからない。じゃあ日本人の税金である補助金とりまくって海外進出しようとしましたがやっぱりやめましたといっている日本企業を批判したらよろしいでしょう。非営利組織をやろうとしたがグラント取り続けられず、資金繰りがうまくいかずに中身が伴わない組織を批判したらよろしいでしょう。

資金繰り的にサステイナブルであることも大事という意味でビジネスサイドからの構想は大事だし、一方伝統的意味合いでのビジネスの場合、多くの場合、最弱者を切り捨てる結果になります。経済的に合理的じゃないから切り捨てた方が儲かるからです。臭いものに蓋をして綺麗事はいつでも言えます。なので、今更定義にこだわってる暇があったら、どんなに小規模でも挑戦する方が1億倍有意義です。

フィージビリティスタディのためにクラファンやるならわかりますがビジネスのために出すのはおかしい?いやだからさ、調査や検証とビジネスの境目をそんなに分けたがる意味は??そんな悠長なロジック立ててたら、スピード遅すぎて、なんの革新的なソリューションも溜まらんだろうがw。暇人なのか相当人に口出ししたい優しい人なのか笑、その暇があれば事業アイデアやソリューションを発信した方がずっと良い。

若者に定義づけのようなつまらない説教をしてる暇はないやろ。若い人に根性あるかなんて、「信じる」以外方法はないんだよ。仕方ないじゃん実績ないんだから信用ないんだから、先を走ってる人が「信頼」して、いろんな方向から色んな取り組みを一緒にやればいいだろうよ。その気がない、難しいなら、批判や説教せずに実績を作っていく姿を見守ろうぜと思います。

こんな難しい世界で、挑戦を応援されなかったら、よっぽど偏屈(私のこと?)か天才じゃない限り、誰も何もしない方がマシって言ってるのと同じだよ?

8年「歯を食いしばって頑張っている」「泥臭く頑張っている」「猪突猛進」とご好評をいただく、根性論を効かせて今でもとっても苦労して七転び八起きして生きてる薬師川より(苦笑)。

「やっぱりやめます」とか一度も言わず挑戦だけの若者時代を経た一代表としてアラフォーの道へ突き進み、すべての経験に感謝して日々成長と精進し、全世界が認める一生諦めない起業家薬師川より。。。

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