懲役太郎 心の面会室 #215 親と子供(2020年3月21日)

えーと『親と子供』っていうことで、まぁ昨日の話(の続き)ではないです(※この1日前のVoicyの話題もある種の『親と子』の話であったため)、全然変わります。流れはそうなんだけど全然違うんです。

この、親が子供に干渉したり、躾けをしたり、制限させるのはわかります。で、まあ色んな理由があるにしろ、成人した親子関係です。これどこまでこの…制限がかけれたり、こう、「こうしなさい・ああしなさい」が、言えるのか?ということ、一般論とそれから法的根拠ってどこまであるのかな?成人する子供に対して「○時まで出ていけません」「これはいけません・あれはいけません」とかって言うことだったり、そういう事っていうのはどこまで有効でどこまでなのかっていうことが、少しちょっと、私も考え…なきゃなっていうのもありますし、一般的な解釈はどこまでなのかと。

確かに親が子供にそれを言うって事は、社会から守りたい、何か間違った道に行ってはいけない、という事を考えて指導・教育・しつけをするわけですが、それが行き過ぎればやはりそれは問題があるわけですよ。その線引きってすごく難しいですよね。というのは、例えば「家から出ちゃいけません」という形にして軟禁状態にする事が、これっていうのは他人だったら絶対おかしい話だけども親子では、合法なのか?っていうことになってきます。本人が苦になったり本人がヤダ、と思う事でもさせなきゃいけないっていうのは、どこまでが制限がかかるのかっていう事…ちょっと考えること、があります。はい。

…答えが出てないんですよ、実は私もね。あの…電話相談の中で、結構そういう(人と話す機会に遭う)、特に…うーん、男の子だったらまぁ(実家から)出ちゃうっていうことが(ありそう・やりやすそうなイメージがあるけど)、男の子でもあるのかな?ただ、女性の相談っていうのは結構あったりして…でも、どう考えてもおかしいなって思うことがあっても、手の施しようが無いことが結構あります。こちらがどこまで(干渉して)入っていいのか?っていうことがありますから。うーん、中々難しいなっていうのがありますねえ。

まあ?言っても?今、凶悪犯罪で多い要件のひとつは、親子間・血縁関係のトラブルが一番多いんですよ。殺人事件に至っては。えー、他人同士、知らない者同士っていうよりも親子関係、あるいは婚姻関係・カップル間のが一番多くて、金銭目的だとか営利目的の殺人はまあ、本当に減ってますね。現代においては。そこの軋轢やトラブルがそうなるっていう事は、まあ数字には出ております、ええ。ちょっとねえ、具体的にどうこうって言いにくい事なんですけど、はいあの…どうなのかなと思う次第です。

これがその、そうですね、親子間で、まあそうかたまには親が虐待されるっていうケースも当然あるわけですし、でこれを助けに子供の方が虐待っていうわけじゃないけど制限がかかって(というケースも世の中にはあり得るわけで)。うん、そうなんだよなあ、これどこまで、この法的な……権限が与えられてるのかちょっとこれ、あの……今後、これから今から整備されたり、今からこれ、(形が)成ってくひとつかなぁと思いますねえ。私の中でもまとまってない、です、はい。ちょっと皆さん何か、お知恵がありましたら、またコメントなんかでしていただけるとありがたいなぁと思います。


まぁ、あの……何故これを言ったかっていったら、手の出しにくいところだからなんですよねぇ。非常に。うん。ここが、すごく他人さんが間に入りにくいところじゃないですか、親子関係とか、きょうだい間のトラブルに。当の親とか当事者はトラブルと思ってないもんですから、こちらから何かを差し伸べようとすると、もう『余計なこと』っていうふうになっちゃうから、非常に難しい、ことですね。

……何かそういう事、で具体的なことだとか、あったらまた教えていただければ、なんて思います。はい、ありがとうございます。


(音源元:ボイスメディア『Voicy』)

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