懲役太郎 心の面会室 1235回　レイシャルプロファイリング(2022年5月13日)

はい。おはようございます。

昨日ちょっと新聞見てて、気になることがあったんですね、『レイシャルプロファイリング』知らない人がいると思いますけど。えー、警察、のこの職務質問のこと、なんですね。

えー……「人種差別的と誤解される職務質問を、避けるよう求める文書を各都道府県に送付していた」っていうことが、あのー……調べでわかったと。うん、新聞のね。「対象者を判断する際、容姿や服装といった外見のみを根拠としない、という事を留意事項としている」まぁ要は…あのー、外国人だから？えー、そういう風だから、って言って、あの……職質していることがダメだということを言っ、てるんですね。

まあ「差別や偏見を誤解される事例として」えー添付した資料で「人種・宗教・国籍などを例示、LGBTなど性的少数者の配慮を求めて不適切・不用意な言動を、厳に慎むように、警察官への指導を徹底されたい」と。…うーん……。

まあでも…いや、わかりますよ？あの、えーちょっと前にね？要はあのー………えー…日本人の母と、バハマの、あの…父を持つ、英語講師の男性が、東京都で、ちょっと前ね警察官の職務質問を受け、「ドレッドヘアーの人は薬物を持っていることが経験上多い」という理由で声をかけられた、という事があったりして。

あの……非常に、わかりますよ？だけど、今までってそういうこと、だっ、た、でしょ？だって全てが。ていうか、その警察官、が悪いんじゃなくて、日本の風土がそうでしょ？髪型が、悪い、長い、短い、茶色、…えー、ピアス、しているのが不良、と決めつけて学校からはじく、学校に来させない、指導するっていうふうに育ってる人たちが…その、大人になるわけだからそうなるわけじゃないですか。その、異質なもの違うもの？それが、はたまた要は、肌の色だったり髪の毛の色だったり目の色が違うからって言って、『犯罪傾向が高い』というふうにして…やっているわけですよ。

でこれ私の調べ、で、いくと、外国人の人だから、犯罪率が高いってことはもう今にはないんですよ実は。うん、あの、それほどでもないですよ。言っても。うん。実際にそのー、外国の人がやってる事が目立つから犯罪がそういうふうになるんだけど全体の比率、からいって突出するわけではないんですね、実は。

あのー、特に今なんて日本に来てるよう、な、方っていうのは優秀な人が多いので。ただ、それがラフな格好だったり、くだけた服装だったり、その、ドレッドヘアーだとかそういうふうな、あの…刺青タトゥー入れてるからそういうふうに見えるだけで、そういうふう、なんですね。うん……でまた、あるいは、…えー…、「外国人が運転することは珍しい」って言って免許証の提示を求められたと。

まぁ、日本のその職務質問の、し方に、問題があるのはあるんだけど、もう実際なんだか、よくわからない理由で、あの、声かけられて止められて、で僕の知り合いが東京に住んでる「２日に１回はされる」と。なんで？っつってるとまあ人相的なものだったり、服装だったりってこと、みたいなんだけど。うん…そういうのが、でもそれがそういうふう…な、もので一定の効果はあげてるのは事実で。都内でやっぱり職質して薬物を持ってるの、を、検挙することは、多いわけなので。やっぱり、そこなんですよ。もうこれ、は、現場の警察官、だけ、の問題じゃないですね、うん、社会の在り方っていうかそういうふうに教育されてそういうふうに思ってきてるわけだからそうなりますよね。うん。

…………同じ……服？同じもの？同じ、ものを持って行かなきゃいけないっていうふうな学校教育上の違うものを、持ってったら、ダメ、なんで……まぁ今さらだよな、っていう。うん、ふうに思うんですけど、うん………………まあねえ。まあ、皆様のご意見もね、お聞かせ願いたいと思います、はい。

(音源元：ボイスメディア『Voicy』)