声に出してはいけない日本語 リンチが起きる心理

はい、懲役太郎です。

今回は……そうですね、今年の5月末に出所が報じられた、ある女性の方が居ましたね。
その方を指してある国会議員の方が「正義感ある女性」という感想をTwitterで言って、まあ多少の反応がありまして。
逆にちょっと、炎上というほど大きい騒ぎとまではいってない所を触るようでちょっとアレなんですが。
その「正義感ある女性」と言われた女性は、ウィキペディアですとか、まあ世間一般にはどう言われているかというと、テロリスト、なんですよね。
事実として世界中で事件を起こし、死者も出した、その集団に属していた人の事を国会議員がそう言ったと。

まあね、そこをとやかく言いたいわけではないんですよ。
本題はそこじゃなくて、その出所した女性の方の事は私、色々調べられる範囲で調べたわけなんですね、懲役太郎本編とか他の所でお話するために。

その中で枝葉の情報や知識も沢山目にしていくんですけど……えー、彼女の来歴ですとか、その集団がどういうものだったのか、っていうのを考察していく中で、その、今年出所したその女性、の組織とはちょっと別の組織なんですけど。
そこに彼女の親しい友人が所属していたそうなんですけど、組織の手によって亡くなっているという、痛ましい話があります。
まぁこれに関して1つ、特徴的な単語があるんですよ。
総括という言葉ですね。

これはもう、もはや、隠語としてこれによって後付けでつけられてしまった意味があるんですけれど、要はリンチなんですよ。それも非常に壮絶な。
死者を出すような暴力行為が行われていたという事なんですよ。
これはすごく考える所があって。
リンチと聞いて皆さん何を連想するか、ちょっと考えてみてください。
大体は、ヤクザとか、ヤンキー・不良、暴走族なんかの方で考えるんじゃないかと思うんですよ。

あの、どっちにも悪く言うつもりは無くて。
えー……その、『総括』の名の下にリンチをやった人達、その人達に類似する、テロリストと呼ばれたその組織の人達というのは、大学生。最高学府と呼ばれている学び舎に通っていた人達で構成されていたんですね。

で、片や不良と呼ばれるような子達っていうのは、行っても高校までですよ。こういかにもな特攻服でリーゼントで改造バイクで、っていうのを大学生でやるっていうのは、まあ多くない。多くは高校生とか中学生だったりする、要は、勉強とか学ぶ事に打ち込むような子じゃないわけですよ。
今の暴走行為をしてる人達はまたちょっと違いますけどね、今はおじさん暴走族とかそっちの方も珍しくないんですけど、うん。

だからまあ、言っちゃ悪いですけれど、頭が良いとされる人達と、頭が良くはないよな、とされる人達。
対極に位置するような集団なのに、どっちにもリンチというのは起きるんですよね。起きたんですよ実際。事実としてね?
これがどうしてなのか?っていうのを紐解いて、考えて考えて物事の根元、本質というのを辿っていくと、どうもそこが、実は同じ、なんじゃないかと。


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