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静岡茶町で飲み比べツアーを始めます

どうも、はじめまして。

2024年秋から静岡市の茶町界隈でお茶の飲み比べツアーを始めます、こばやしたいちです。

(本名は小林太地ですが、長い付き合いの人でも大抵いつのまにか太一になっているので、全部ひらがなにしました。)

このnoteではこれからツアーを立ち上げる過程のメモと頭の中の整理のために、日々の出来事を残していこうと思います。

初回ということで、どうしてこのツアーを始めようと思ったのか、そのきっかけを書いていきます。

きっかけは3つあります。

1つ目は、15年ほど仕事をしていた茶町界隈のお茶屋に、昨年末から今年の春先にかけて飛び込みの外国人客の来店が立て続けにあったからです。

これはこの15年で初めての出来事でした。

特に外国人向けに宣伝をしているわけでもないのに、どうしてこの人たちはここまでやってきたのだろう。

豪雨の中、言葉も通じない見知らぬ土地で路線バスに乗り、わざわざお茶を買いに来たカナダからの年配夫婦。

クリスマスイブにやってきた香港の年配夫婦は、ひとしきり買い物をしてレンタカーで箱根の温泉に向かって行きました。

そんなことが続き、これはまだまだ同じようなお客さんがいると直感しました。

2つ目は、インターン生のひと言です。

県外出身の大学生で、お茶屋のインターンに参加したり非英語圏に1年間留学するなど行動派の学生さんが、卒業し静岡を離れるときに「4年間、静岡らしいことを何もしなかった」とポツリと言ったのです。

本人はなんの気無しに言ったのかもしれませんが、僕は「あぁ、これは完全に大人の責任だな」と胸を突かれる思いでした。

積極的に社会にかかわる学生さんですら住んでいる場所を楽しめる環境が静岡にはない。

せっかくの4年間、学生たちが楽しい時間を過ごせるような環境を用意するのが大人の責任なんじゃないか。そんなふうに思いました。

3つ目は、京都からのお客さんとのやりとりから。

それは昨年の初春のこと。スーツケースを引いて店を覗きこんでいる女性がいました。

紫のブローチを付けていたので、店からすぐ近くにある大河ドラマ館の帰りだと思い、声をかけ、お茶を飲みながら世間話をしました。

その会話の中で、「えっ、静岡に茶町なんてあるんですか??????」と驚かれ、そりゃそうだ、地元の人も知らない人がいるのに県外から来たらなおさらだと思うと同時に、もっと広く茶町の存在が知られたら、もっとお客さんが来るんじゃないかと思ったのです。

JR静岡駅から2kmほどの茶町界隈に密集するお茶屋

お茶を買いにくるお客さんの受け皿があったほうがいいし、住んでいる町を若者が楽しめる環境があったほうがいいし、町に賑わいがあったほうがいい。

そうだら???(静岡弁です)


上記の3つの理由に加え、なにより僕自身が旅人で、旅人と旅の話をするのが大好きなので、その機会を作り出したいというのがとても大きなモチベーションになっています。

そんな楽しい世界をつくるには、多くのお客さんに来てもらわねばなりません。

ここには、そんな楽しい世界をつくる過程を残していこうと思います。

そうそう、ツアー名は世界の多くの人が読めるであろう88toursにしました。

数字と簡単な英語で世界の多くの人が読めるというのと、日本では88は末広がりのめでたいラッキーナンバーで、かつ、茶業界では八十八夜のお茶を飲むと長生きできると言われているところからとりました。

感動の一歩うしろに
88tours

目の前に広がる感動の世界。
旅人の一歩うしろから茶町をガイドします。

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🍵静岡市葵区茶町界隈でお茶の飲み比べツアー
🚃JR静岡駅から徒歩15分
🍃お茶屋3店舗で15種類以上の飲み比べ
⏱️150分のウォーキングツアー
🌏静岡生まれ、茶業界15年、世界30ヵ国以上を歩いた旅人がガイド
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🇯🇵🍵Tea tasting tour in the Chamachi area of ​​Aoi Ward, Shizuoka City
🚃15 minutes walk from JR Shizuoka Station
🍃Compare more than 15 types of tea at 3 tea shops
⏱️150-minute walking tour
🌏Guided by a traveler born in Shizuoka who has been in the tea industry for 15 years and has traveled to more than 30 countries around the world
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