〇〇ネイティブは価値観がより一層異なる未来の証
我が家には不定期ではあるものの、数ヶ月に1回のペースくらいで「めばえ」や「ベビーブック」や「幼稚園」などの幼児系の雑誌が届きます
子どもたちの笑顔が見たいじいじとばあばからの貢ぎ物ではありますが…
付いている付録を作ったりする手間や、
作ったものが速攻壊れたり、兄弟喧嘩の種になりやすい面もあって、親としては毎月定期購入するような気持ちにはならないので、人からもらえるくらいがとても助かるなという意味では、じいじとばあばにはいつも感謝している行為の一つ
子どもたちも新しいのはいつ届くのかと、
いつも期待していたりします
そんな、祖父祖母からの貢ぎ物が先日届いた時の雑誌「幼稚園」の表紙ですが、こんな感じになっていました
そうか、ただのお買い物カートじゃ今の子供たちはテンションあがらないのか…
率直に書くと、そんな感想を私個人としては持ってしまいましたが、セルフレジカート、スマートカートを作るためのキットが付録として入っている、とても革新的な特集号でした
もちろん、過去もレジ打ちのおままごとができる付録ではキャッシュレス対応のリーダーが付いていたり、フードのデリバリーもUberや出前館のような感じになっていたりと、時代に合わせた内容が毎月の付録に反映されるのは想像つきますが、今回は少し子どもたちが目にする日常よりは一歩先にいった内容が来たなというのが個人的な感触です
我が家の子どもたちもトライアルのようなスーパーでスマートカートを体感したことがあるので、見たことがないわけではないのですが、日常利用までには至ってないのでそのギャップに戸惑わないかなと思った感じです
とはいえ、子どもたちからしたらシンプルに嬉しい付録
彼らにはデジタル、アナログの垣根はありません
シンプルに楽しそうか、かっこいいか
垣根がない理解こそ、
デジタルネイティブと言われるように、
最初からあって当たり前の環境で育ってきた証
当然、環境差はある前提で書きますが
今の子どもたちからしたら、、、
①
ファミレスで食事を頼むのはタブレットだし、
運んでくるのはロボットなのが当たり前
②
ネットスーパーで食材が届くのが当たり前
③
リアルなコンビニやスーパーでもセルフレジが当たり前
④
大きなものはAmazonで届くのが当たり前
⑤
スマホ決済で現金支払いをすることがないのが当たり前
⑥
電車やバスはスマホや時計をかざせば乗れるのが当たり前
⑦
見たいコンテンツは放送時間に縛られないのが当たり前
⑧
外食は予約できるか、整理券が出るので並ばないの当たり前
⑨
仕事は家でやるのが当たり前
⑩
調べたいことは全てスマホが解決してくれるのが当たり前
etc..
そんな世界感を持って育つことになります
最近の職場環境などでよく言われるZ世代を中心としたデジタルネイティブは、PCやスマホに当たり前のように接してきた世代を示すことが多く、PCの活用力が高いとか、テレビを見ないなど、いくつかの世代差について話が上がるとは思いますが、その世代であっても上記のすべてを満たしているわけではないのかなと思っています
ただ、今の子供たちは更に世の中のサービスの受け方が変化しているDXやコロナ禍によるビジネスの変革の後に生活をしている世代
大人になった時に、
・現金の種類をよく理解していない
・フィジカルを利用して何かを手に入れる方法を知らない
・人に接客されることに慣れていない
・買い物をする時に金額の計算ができない
そんなジェネレーションギャップが話題にされそうな人たちになるのかな、と私は想像しています
この時代に生まれた子の親としては、
だから現金の使い方を教えてあげよう、とかは今のところあまり思っておらず…
どちらかというと、現金の種類を伝えるよりは。もはや仮想通貨なども一般化したときに、モノの価値とそれを手に入れる為の対価の関係を伝える方が重要なのかなぁとか考えてみたり…
自ら開拓しないと手に入れられないモノを自分の力で調べて手に入れられる手立てをサポートしたり…
そんな形で接していく方がいいのかなぁと考えてみたりしています
便利なモノは使えばいい
その上で、理解しておくべきことは昔とは異なるはず
「子どもに教えるべきものはこうだ」
とステレオタイプな決めつけをしないような親でいられたらなぁ、そんな風には思っています
そして大人として、そんな世代と一緒に働く時に彼らと共存できるような広い価値観を持った人になってなければ、、きっと邪魔者になるだろう
そうも思っています
いつの時代もきっと育った環境は変わるもの
逆に言うと過去の正解に囚われない生き方を大人が率先して見せていかねば、素敵な未来はないのかもしれません
〇〇ネイティブが新しい世界を担う
そんな前提で親としても成長が求められるのだと、肝に銘じて生活していこうと思います
了
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