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ベンチャーの中の人にきいて学んだ3つのこと

オンラインセッション第2回目のゲストは、大学院の学友ペライチでCTOしている香月さんでした 


【スタートアップを起業するときのポイント】を中心に伺いました。学びポイントを3つご紹介します。


◆学びその①〜やっぱりヒトはとっても大事〜😊

ベンチャーの創業経営者は、友人または同僚で共同創業者になることが多く、とっても大切。ちなみに香月さんは大学時代の友人と「バンド始めちゃいます」的なノリで始めたとか…ww

また創業間もない頃は、エアビーで海外の方と共同生活してマネーを生み出すというとってもかしこくたくましいエピソードも。

マネーフォワードの辻さんも創業間もない頃は、お手洗いの音が響き渡る事務所で、かなり苦労したとのことなので、当たり前ですがお笑い芸人にしてもアーティストにしても、開始したての挑戦する人(人によってはかなりの期間)には下積み時代がありますね。

創業期や規模化する際のテンヤワンヤの苦難や試練を乗り切るためには、人となりがお互いちゃんとわかっていないと要らぬ衝突や摩擦を招くため、ほぼ無理ゲーゆえ、必然的に気心知れた仲間と組むことになるのではないかと思いました。

◆学びその②〜初期段階ではとにかく小さくまわすを繰り返せ!〜👍

最近よく仕事術とかでも100%を時間かけて提出するのではなくて、60〜70%の段階でいいからいったんアウトプットして、フィードバックもらって仕上げる方が認識のずれも調整できるしスピードもあがるし、いいよねってよく聞くと思います。

サービスを思いついて世の中に出すぞってときにも、いきなり完成度の高いサービスを作りきってから出すのではなく、小さくしてまわして小出しにしてフィードバックもらって改善して…って繰り返していくことが大切ということです。 

ずっとあたためてリリースした完成度の高いサービスが、そもそもお客様にとっては的はずれだったり、オーバースペックだったり、時間かけている間に他社に先に出されてしまったりと、抱え込んでしまうのはデメリットの方が大きいです。

またそうはいってもエンジニアの方はついこだわっちゃう(完成度を高めることに夢中になってしまう)そうなので、そこをうまく流れを作って、お客様とのキャッチボールを細かくすばやく出来るか(ユーザーとのコミュニケーション、声をきく機会をたくさん作るなど)もポイント。

キャッチボールがないと『え、そのグローブ全然使いたくありません…』みたいな方向性に進んでしまい、お金も時間もかけてしまった。時すでに遅し状態になってしまう可能性が高いのです。

ということで宿題も冷蔵庫の食材も、サービス作りも小出しにどんどんまわしてリリースしていきましょう◎

◆学びその③〜人にたくさん会う。素直な心のもと自分たちの仮説、直感も大切にする〜👏

ホームページ作成を簡単に出来るサービスは当初、投資家や周囲からから「ニーズない(すでに○○でできるじゃん)」とたくさん言われ続けたそうです。

それでもペライチは「需要はある」という仮説(他社でお店のECサイトに目をつけて)を持ち続けて、信じて突き進んだ。すでにホームページ作成を簡単にできるという意見の人々は、あくまでもある程度スキルを保有しているひとにとっての考えで、解像度をあげたとき(今回でいうと対象者をITスキルがない商店街でお店を経営されている方や個人で塾をやっている方など)に、そうでないこと=一見需要がなさそうと思っていたところにしっかりとお客様がいらっしゃる◎という仮説が証明され、ユーザー数もどんどこ拡大されています。

初期段階では自分たちの仮説を持ちつつ、どうなのかを色んなひとに会いに行って、壁打ちをするということでより明確にできる。そういった頭の中、自分たちの中で留めずどんどん他者に会って話を聞いていただくことで、サービスのアイディアは磨かれていくんだなと思いました。 

またこのエピソードから松下幸之助さんの『素直な心が成功の要』ということと重なりました。

素直な心とはどういう心であるのかといいますと、それは単に人にさからわず、従順であるというようなことだけではありません。むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容を持つものだと思います。素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。物事の真実を見きわめて、それに適応していく心だと思うのです。(一部抜粋_出典:松下幸之助 一日一話)

◆まとめ👀✨

①何かやるときは、誰とやるかとても大事
②やるなら小出しにスピード感もって、どんどんサイクルまわそう
③たくさん人にあって素直な心で判断・行動しよう

以上
貴重なお話ありがとうございました◎

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