お酒がめくる人柄

今日は会社の歓迎会だった。気の知れた同僚との飲み会は好きだ。今日の会場は、ランチでもよく利用する、良い雰囲気の定食屋さん。優しいご夫婦が営むこのお店のしょうが焼きは絶品で、夜のコース料理も定食系のおかずですこぶる美味しい。

歓迎会も盛り上がった。皆でワイワイと笑いながらお騒ぎしたんだけど、お酒っていうのはその人をまとってる壁、膜みたいなものを取り払うよね。

普段、シャイな人柄の人が見るからに饒舌になったり、普段見せない面を覗かせたり。

恥じらい、遠慮、プライド、保身、みたいなハードルを「酔い」が超えてしまうんだね。
それは、楽しくもあり、刺激的でもあるんだけど、一方、「酔い」で、自分の「人柄」が出すぎるのも何だか気持ちが良くない。

酔って初めて、自分が出てくるってことは、普段は偽物?アルコールがないと、本物が現れないのは悲しいよね。

発散ではなく、潤滑油としてのお酒がいい。


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