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悩んで悩んで、また悩む

悩むときって、たいていは時間を持て余しているときだ、と知っていつつも、せっかく悩める生き物なら悩めるときに悩んでおきたい。

悩むためには、きっかけが一つあればいい。一つのきっかけから、たくさんの心配事を引き出して悩む。普段悩みが見えなさそうな人でも、心配事の引き出しはたくさん抱えていると思う。

今回の悩みのきっかけは、おそらくクレジットカードの請求である。8月のお支払いは8万円ですと。クレジットカードは2枚持っていて、合わせたら10万円。家賃や住民税を入れたら支出は15万円を超えてくる。つらいなー、つらいよ。たまにはつらいことも書かせてほしいよ。

カードの請求がきっかけで、お金の悩みの引き出しを開ける。なんとなくカフェをやっているけど、今年は一年目なのでカフェの税金のことが全然わからない。どうやって売上と経費を申告していいのか。仕入れや簿記のこと。右も左もわからなさすぎて、もうカフェやめたくなってきた。

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全く上手に生きられない。気分の波も激しいし、すぐ忘れ物や失くし物するし、会社に所属するのも苦手だし、そもそも8時間も集中して働けない。かといって自分の力で生きようとしても、どうやってお金を生んでいいかわからない。親切な人がマネタイズを教えてくれても、それはが自分の倫理観に反していたら実践できない。お金なんてもらえればなんでもいいじゃんと思うけど、美しくないお金の稼ぎ方はなんか嫌だ。贅沢言ってられないのにね。

それから自分とにかく気を使い過ぎちゃうのだけど、昨日もラーメン屋に入るときに後ろに3人組の大学生風のグループが入ってきて。食券制だから待たせるのも悪いと思い、悩む時間を削ってすぐに一番上の醤油ラーメン押したわけ。ああ、やっぱり和風ラーメンにすればよかったな、とか。ラーメン食べはじめてみたら実はラーメンを欲していなかったことに気づいて、別に必要のなかった胃もたれが発生して、後悔をひきづったまま夜の町を一人で帰る。

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過去の経験から、悩んじゃう周期って2~3日くらいで終わることが多い。その後は創作活動だったり、人と遊んだり、悩みを忘れて生きられる。いや、そもそも悩みなんて実際はなくて、悩める特権があるから悩みたいだけなのかもしれない。この文章を殴り書いて、だいぶ落ち着いてきたかもしれないし、落ち着かせたいだけだったりするのかもしれない。

1年365日のうち、悩んでいるのは50~100日くらいで、まあ雨が降っているのと同じようなもんだよね。天気と同じで、負の感情も逆らえない周期のような形でおそってくる。最近はこれを無理してポジティブに追っ払うんじゃなくて、わー、悩むわー、つらいわー、助けてーって言えるから偉い。

悩んでうちにこもったり、何もしない時間ってきっと必要なもの。お前最近頑張りすぎたから、家でじっとしてろって言われてるのかもしれない。誰にって、知らんけど。


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