SingOutのまとめ

書き溜めたものを載せます。
今とは考え方が違っているものもあるかも。
それについてもまた書いて行けたらいいなと思います。

Sing Out!が過小評価されている気がする。

アイドルは第何章という分け方がされがちで、乃木坂でもそれについて考えたことがある人はいると思う。
初紅白あたりまでが第1章とか、早い人やとセンターが生駒から白石に替わってから2章とか、それぞれあるが、最適な分け方がある。

乃木坂はジョジョみたいに主人公が交代して続いていく物語なので、それに倣って言うと、SingOut!までが第1部、夜明けまで強がらなくてもいいからが第2部。

・「誰もが主人公になり得る」AKBに対して、乃木坂は明らかに主人公が決まっている。
第1部の主人公は生駒で、生駒を主人公にした物語がひと段落して、新たな主人公の遠藤さくらが登場するのが夜明けから。

・SingOut!は乃木坂第一部の大団円を飾るエンディングテーマ

・第一部は乃木坂がAKB48を超える物語。
生駒がリクアワでAKBを超えなければならないと宣言し、自身の卒業シングルでAKBの売上を超える。主人公生駒に対してヒロインの立ち位置に西野七瀬がいる。
AKBを超えて、主人公とヒロインが旅立って、二人をはじめとした卒業生に贈る愛の歌としてSing Outがある。
「このままここに居続けるのは誰のためにもならない」とAgainstの生駒
「僕の夢はここではないどこかへ」と帰り道の西野

「ここ」=乃木坂から出ていって一人になった卒業生に「僕たちはここだ」「ひとりぼっちじゃない」と歌う。
これがおもて、選抜のストーリー。

・裏のストーリー、アンダー。
乃木坂のアンダーといえば誰か。
アンダーの意味を「選ばれなかった人」とするなら、中元日芽香になる。
乃木坂に入る前は、SU-METALが妹に。
乃木坂に入ってからは、生田絵梨花が同い年の同期にいる。
常に天才、怪物の近くにいてしまった。
似た境遇にいたのが北野日奈子。北野は同期に堀未央奈がいた。
傷ついたひめたんを守ろうとした北野。
守れなかった北野に初めてできた後輩が、アンダーライブで乃木坂入りを決意した久保史緒里。
久保も同期に大園桃子と与田祐希がいた。天才だけでなく、似た匂いを持つ山下美月もいた。

ひめたんを守れなかった、助けられなかった北野は、久保を守り、助けることができたことで救われたのかも。
北野に救われた久保が再びステージに立ったのがアンダーライブ。
センター北野、裏センター久保の日常。
互いに救われたその二人が揃って福神入りを果たしたのがSing Out!

選抜の物語を継いだのが齋藤飛鳥、アンダーの物語を継いだのが久保史緒里。
だから二人が同じブラウスを着ていることに大きな意味があるように思える。

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