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楽しむことの大切さ

先週、東京タネニハにてブリコラ納めを開催しました。年末になると福岡本店では毎年開催していますが、東京も11月でディプロマ1期生が卒業し、卒業してからもブリコラージュフラワーの練習をする場としてタネニハでのレッスン開催を楽しみにしてくれています。福岡本店だけでなく、東京でもみんなが集まれる場所ができ感謝でいっぱいです。

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今回はとにかく自由に好きなものを好きなだけ作る会だったので、みんな思い思いに作品を作りました。何故だかわからないけれども今回のみんなの作品は伸びやか。無理がなく、ふんわりとそれぞれの楽しさと心地よさが作品に表現されていました。

ディプロマレッスンの時には、学ぼうとする気持ちが強すぎてどうしてもみんなの肩に力が入ってしまうことが、実は私の悩みでした。なので、東京ディプロマメンバーにはなるべく「教えない」ということを意識していました。ちょっと詳しいテクニックを伝えると「これでいいですか?」「大丈夫ですか?」と正解を求めてしまうメンバーが多かったのです。

作品を作る目的は小森先生が「いいよ!OK!」ということが目的ではないはずです。そもそも作品に正解はないのです。あるとすれば、自分で「うん!可愛い!」ともうことが正解ですね。

私も過去に売るための作品づくりをしていたことがあって、その時はなかなか売れなくて悩んだ経験があります。人に素敵って思ってもらおうとか、例えばお店に余っている花を効率よく販売したくて作品を作るとか、考えて作れば作るほど買ってもらえないというジレンマを抱えていました。

何が悪いかわからないんだけれども買ってもらえない。そして作る自分もなんだか楽しさを失い、そのころの作品はやっぱりなんだか可愛いさが欠けています。

早く上手に作れるようになりたい!人から素敵と言われるような作品が作れるようになりたい!と思う気持ちはよーーーくわかります。私もずっとそう思っていました。

でも結局、上手に作れるようにあるにはたくさん作り続けるしかないし、そして心に響く作品は自分が「楽しい」と思うことでしか伝わらないのです。ブリコラージュフラワーが大切にしている理念を2020年の間にもう一度、ぜひ再確認してくださいね。

東京ディプロマ2期生がスタートしましたが1期生の受講が始まる時期はこんなこと考えてたんだなーと振り返ると、確実に一歩一歩進んでいると確信できました。

2021年も自分らしい作品からたくさんの人へブリコラージュフラワーの輪をひろげていきましょう♪


追記

華もみじ研修生のなつきちゃんの研修日記が素晴らしいのでよかったら見てください。素直って素敵だなぁ



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