ただのひとりごと

2度目の緊急事態宣言を前に早くもいくつか演奏の仕事が無くなったけど、そんな中でも必死にソーシャルディスタンスや時間の調整をはかって調整しようとしてくださるところもあり、音楽の仕事を失わせまいとしてくださり、心苦しくもありがたい。


それでも思うのは、私たちは日本で必死に働いている方々が積み上げてくれて作ってくれた土壌の上で皆さんが聴きたい時に自分がやりたい音楽をやらせてもらっているだけで、それが崩れようとしている時に1番優先されるべきなのはその危険を回避すること…人間が生きるために直接必要な1番土台となる階層が崩れないようにすることだと思う。

フリーランスの補償に重きをおかれる時代になり、そのおかげで自分も命拾いをしたけれど、今もっと苦しい思いをしている業界の人々は?使命感や覚悟を持って仕事や事業をしているほどに、きちんとした雇用条件の場所に雇われず、音楽以外の道でそうなることも選ぶことができなかった自分たちが平然と権利を主張できるのだろうか。


ちょっとしたタイミングのいたずらで、たまたま全ての権利や補償や施しを受け、のうのうと生かされているだけって、悔しいし申し訳ない。この緊急事態に、できることを探さないとと、まず自分が1番に考えようと思います。

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