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柿渋染めしたCASEY CASEYのジャケット

柿渋染めイベント

mienisiさんで恒例の柿渋染めにcaseycaseyのジャケットを出していました。
実際に出したらどうなるか、気になっていた方も多いと思いますので、散文で失礼しますが、ご覧になっていってください。

染め前の姿


3Bの定番ペーパーコットン
無双仕立て
肩が結構日焼けて色が抜けている

気に入ってはいましたが、色味で段々着なくなっていました。
また、画像では分かりにくいですが、肩あたりが日焼けによって色落ちしており、それがあまり好みのフェードでは無かったので、mienisiさんに出してみました。

柿渋染め後の姿


錆びている(概念)
面がアルチ過ぎる
タグ糸がポリなのはブランドタグが色落ちして欲しくない、という意図なのか、単純にコストカットなのか
ボタンも染まった
ボタン糸は染まらず
例のアレもポリ糸
縮みでギュン

迫力が凄いです。
個人的にムラ感のある染めはとても好みですが、人によっては嫌だという人もいるかもしれません。
mienisiさんの取り扱い的に好きな人が多いとは思いますが…。

ボタンが丁度良く染まったのは嬉しいポイントでした。雰囲気が良い染まり方です。
caseyのシグネチャーの糸のところがギュンとなっていますが、ジャケット全体として縮みが出ているかというとそんなことは無くて、サイズ感は変わらずでした。これも嬉しいポイント。
ボタン糸はポリで染まらず。これは全く気に入らないので全部付け替えます。

柿渋染めの注意点

私は自分で柿渋染めをしたことがあり(そんな人は稀だと思いますが)柿渋染めしたらどのような触感、着用感になるか理解した上で染めに出しましたが、初めて柿渋染めに触れる方はそのテクスチャに驚かれると思います。

まず凄く固く、バリっとした生地になります。
また、染めてから洗わないとすぐ移染します。
元の色や生地に比例して染まり具合も変わります。
実際にmienisiさんでは染めに出した方から生地が固い、と言われたようです。(なので今回から少し柔らかくなるようにしているそうです)
今回私が出したジャケットは意外と元の質感に近くあがってきて逆の驚きがありました。
袖の通りはまぁ普通に悪いです。

個人的に更に驚いた点は、

内ポケットの中まで同様に染まっていた事でした。柿渋染めは太陽光によって柿渋が反応することにより発色が変化するので、内側が染まりにくいですが、染め方が違うのでしょうか。

余談

caseyのタグ、結構好きですがポリかぁ、そうだよなそりゃこの感じはポリだよなぁ、と何となく淋しい気持ちになりました。

単体の迫力があまりにも強い為、コーディネートで浮かないように洗いをかけまくって馴染ませたいところです。
現状は部屋で眺めてニヤニヤしています。
ミリタリーとかデニムとか出してみるとまた面白いと思います。誰かやってください。(他力本願)

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