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バッサリ切られる

世の中、夏休み気分の土曜日
京都まで稽古へ行く

『花器を複数使う』というテーマが
決まっていたので電車の中で構想を練る


花器を複数使うとなると
重ねる、組む、中に入れる
ぱっとコレらを思いつく

ぱっと思いついたってことは
誰でもソッコー思いつくことだ

なので敢えてそういったことをせず
真っ向勝負で花器を並べて構成してみよう



花材は祇園祭後ということで檜扇があった

もうひとつは黒ほおずきにする


黒ほおずきの茎の色が
表裏でぜんぜん違うので
そこも見せ場にしよう


うっ
(ちょっと上から)ううっ

檜扇は葉をメインにいける、
型が決まってる場合は葉を扇のようにいける

なので
檜扇の葉を丸めてボールのように
しようかとも考えたけれど
葉先を出して扇のように広げた


これがマズかった


講師に
「この葉はどういうこと?」と聞かれ

「檜扇の葉は扇のように
 いけなければと思って、、、」と
答えたところ

「それは知識でしょう
 あなたの想いはどうなの?」と
バッサリやられてしまった


ここまで造形的にした場合
『これはこのようにいけるもの』を
破らなければいけない

中途半端な知識で
中途半端なことをしてしまった

ここの緊張感は好き

確かに
この葉の表現がイマイチで
アホみたいな作品だな、と
自分でも思ってた

ちゅうことで
中途半端な知識で
知ったようなことをやると
大恥かいて残念なことになる

ということが
がっつり身に染みた稽古だったのである
以上


これだから
いけばなは愉快、
いけばなはやめられない^^



🐇真夏でも稽古してますよ🐇
いけばな教室 西宮
へなうさ工房:甲子園球場そば
090-8214-8739
8739sshuho(@)gmail.com


HP






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