名前は気にしなくて、いい

この前の日曜日
どうする家康はなかったけど
ひとりぼっちを見ましたョ

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いけばな展でよく要望されるのが

『いけてる花の名前も書いて欲しい』

作者の席札の隣に
花の名前が添えられてることもあるケド
なにもないことも多いです

これには理由があります

花の名前ふんわりしてるモンダイ

先日
はまなし、なのか
はまなす、なのか
というお話をしましたが

ネットでちょこっと調べただけでも

浜梨、浜茄子
両方の呼び方があるとでました

同じ植物でも
関東と関西と呼び方が違うのも
結構あるし

人によって発音が
違ってくるのもあるのよね

花屋さんでも
聞こえたとおり
でかでかとマジックで
違う名前を書いてることもあるし

春の終わり
初夏のはじまり

いけばな展で
花の名前を添えておくと

「これは違う」
「あれは違う」
「一文字違う」

……等々
指摘されて騒ぎになって
書き直しとかやり直しとか
ややこしいことが大量発生して

結果、本題の
作品はロクに見ないという
残念なことになっちゃうのよね

なので
作品に集中していただくため

【書かない】という
選択をしてるのでありまする

そもそも知る必要ある？？？

知ったところで
「へー」で終わりのこと多くない？

ずーっと覚えてて
毎年その季節になったら
花屋さんに申し出て
買ってきていける

わざわざお取り寄せする

なぁんてことしないでしょ？

へなうさ工房は
面倒は言いませぬョ

お名前の知識より
実際に触って付き合って

この感触の植物は
この咲き方の植物は
この植物の表情の魅せかたは

って
初めましての植物に対しても
応用が効くように
扱いに長けてくれると嬉しい限り

気楽に
花は眺めて

きれいだなぁ
かわいいなぁ

それでよがんす
（岩手弁でそれでいいよ、デス）

いけばな
へなうさ工房：甲子園球場そば
090-8214-8739
8739sshuho(@)gmail.com🐇

#華道家 　であって #植物学者 　じゃない