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はじめての海外出張:準備編(2)ホテル

宿泊先のホテルを決める作業は旅の醍醐味でもありますが、同時にこれほど悩ましい問題もないかと思います。旅慣れた人向けのTipsはいくらでも他にあると思うので、あまり海外経験の乏しい人向けのアドバイスをいくつか記載しておきます。

予約サイトはどこにする?
ホテル選びに使う予約サイトは、私はずっと某b○○king.comを使っています。日本語のメニュー表示があること、各物件を地図上に配置して見れる事などができるのは、なにかと便利だと思います。これ以外のサービスをちゃんと使ったことがないのであまり有益なアドバイスができないのですが、色々試してご自身に合うものを探してみてください。

宿のタイプは「ホテル」サービスで
宿を探す際に注意すべきこととして、「ホテル」を探してください。というのも、欧州などでは「アパートメントタイプ」の宿も結構な数存在します。このタイプの宿は普通の家を借りるような形で滞在できるので、旅慣れている人には色々メリットもあるのですが。空港到着後に管理人と電話等でやり取りして鍵を受け取ったり…といったことが必要になるので初心者にはハードルが高いです。とりあえず通常のホテルサービスを選ぶのが無難でしょう。

まずはキャンセル可能な保険物件を予約する
ホテル選びで最初にやるべきことは、「最低限コレでもいいかな?」と思える、ほどほどの物件をキャンセル無料のオプションで仮に予約することです。ホテルの予約の際には、同じ部屋に対しても「変更不可能な代わりに安いプラン」と、「キャンセル可能だけどその分割高なプラン」の二種類が通常用意されています。まず、キャンセル無料の物件を仮押さえしておくと、ホテル選びの作業においても精神的なゆとりが持てます。本命のホテルが決まったら、仮押さえしていた物件は早めにキャンセルしてしまった方が親切ではあるでしょう。

日本のホテルにあって当たり前のものが無いことが普通だと考えてください
海外のホテルには日本人が宿にあって当たり前と思っている物の多くは備わっていません。歯ブラシやパジャマやスリッパは当然のこと、湯沸かし器や冷蔵庫などもついていない事が普通にあります。私の場合、冷蔵庫は欲しいし、湯沸かし器もあると嬉しいです。
そして、浴槽。人にもよるし行先の国の気候にもよりますが、バスタブが無いと嫌だと言う人は、バスタブがついているかどうかはチェックしたほうがよいです。

デスクワークするなら椅子と机は重要
ホテルでPCを使ったデスクワークなどをある程度やるならば、机の大きさや椅子の快適度は結構重要です。ホテルによっては電話台?(というのも最近は見かけなくなりましたが…)と言いたくなるくらい小さな机しかついていないこともあります。また、ソファとローテーブルしかないような宿もあったりします。この辺りは予約サイトで室内の写真をよく見て確認してください。

ホテル選びにおいては、立地条件も重要
・物件の周辺をGoogleで検索して、スーパーや外食が近隣にどれくらいあるかチェックしてみてください。
・大きな駅の周辺などは、夜遅くまで何かしら店が開いていたりして便利なのですが、その反面深夜には治安が怪しくなる傾向があります。
・出張先へのアクセスも含めて、交通アクセスが良い方が便利です。

チェックイン時刻も確認する
フライトの到着時刻がお昼頃や深夜などの時間になる場合は、チェックイン可能な時間帯についても確認したほうがよいです。一般にホテルは3時以降でないとチェックインできませんが、ホテルによってはアーリーチェックイン(3時以前にチェックイン)可能な物件などもあったり、リクエストすれば対応してくれることもあるようです。

セーフティーボックス
たいていのホテルにはセーフティーボックスと呼ばれる金庫のようなものが各部屋についています。ホテルは一般的に連泊中でも日中に清掃が入ります。会社のPCや予備のクレジットカードなど、大事なものはセーフティーボックスに入れておくと安心です。しかし、セーフティーボックスがついていないホテルも結構ありますので、無いと困るということであれば、ホテル探しの際に確認してください。

朝食
出張で行く場合、会社のポリシーにもよりますが朝食が宿泊費に含まれているプランの方が行く側としては何かとうれしいでしょう。ただし、ホテルによってこの内容は千差万別だと思ってください。特に欧州のイギリス以外の国では朝食のサービスがあっても「コンチネンタルブレックファスト=パン、フルーツ、ヨーグルト、シリアル、コーヒーとあと何か…」ということが結構多いです。要するに火をつかって調理しなくてよいものだけでできた朝食です。ホテルの朝食に「コンチネンタルブレックファスト」という記述を見たら、朝食にはあまり期待しすぎない方がよいです。


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