いまの時代、何を信じて、何を言葉にしようか。
コピーライター阿部広太郎さん主宰「言葉の企画」
第5回目「つくり方からつくる」の講義おわりました。
今回の課題は、「映画をテーマに、"自分なりのやり方"で、Naverまとめをつくりましょう」。
映画に詳しくないわたしでは上っ面のまとめしか作れないと思ったから、映画のまとめをつくることは早々に諦めて「しんみはるなの映画にまつわる思い出」を書くことにした。
自分の人生の一部と、映画のストーリーを重ね合わせるスタイルで、イタリアの名作映画「ニューシネマパラダイス」を題材にまとめを作った。
阿部さんからいただいた講評はこちら。
思ったとおりに伝わってる。よかった。
(このコメント、あったかくてすごくすきだ。うれしい)
バズを狙うって意味での是非はわからないけど、わたしはわたしの思い出を残したかっただけだから、これでいい。
阿部さんが『発信者の主語が問われる時代。「受信と発信」において、「受ける」「発する」よりも「信じる」のほうが大事。何を信じて、何を言葉にするのか』と話していたのが印象的だった。
この話を聞いて、わたしは自分の世界を「信じて、広げたい」から、書くのだと思った。PV数がどうとか、フォロワーがどうとか、そんなのは最優先じゃない。まとめをつくることで「誰も悪くないよ」「人生捨てたもんじゃないよ」って自分を肯定してあげたかったんだ。
気持ちを言語化することは正直しんどいけど、「これが言いたかった」と自分なりの正解にたどり着けたとき、やさしい達成感に包まれる。自分を愛してあげたくなる。書いている対象をもっと愛したくなる。
少し前、わたしの文章を読んだ、とある人がくれた言葉。
「ライティングは想いを整理する行為だと思っています。この文章が、あなたが前に進むためのきっかけになるといいですね」
きっと、書く人はみんな、自分の気持ちと向き合い続けている。
悩んで、書いて、あがいたぶん、進んでいる。
書くことで、少しずつ、理想の自分になっていきたいね。
わたしは文章でかっこつけようとするときがあるから、そういうのやめたい。見栄張ったってバレるし。自分でも気持ち悪いなって感じるし。もっとシンプルになりたいと思う。飾り気のない素直な文章を書くことが、いまの目標。
言葉の企画、あと1回でおわりだ。
ちょっと気が早いけど、たくさん学べて、いい半年だったな。
さいごまで、自分らしく、やりきるぞ。
(photo by なおぽんちょ)
さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷