第6回サモン&マジック公式大会レポート

9/24に開かれたサモマ公式大会に参加してきました。もしかしたら第6回じゃないかもしれないけどまあいいや。

前回の参加者は関係者と私の2人だけだったのですが、今回はその4倍と大盛況でした。
全国発売後の参加人数は6→6→2→8みたいな感じなので多い方みたいです。どれも半分ぐらい関係者ですが……。
16人定員らしいけどこれが埋まる日は来るのかな。


デッキ紹介

一度崩したので違うところあるかも

アバター:騎士団長

海竜リヴァイアサン 3
雪女(旧テキスト) 3
海竜レヴィアクルス 3
砂底を漁るコククジラ 2
モルファンの弓騎士(新テキスト) 2
永遠の門番 レイフト 1
ラドワルド産ドクキノコ 1
ラドワルド産ゲンキノコ 1
ラドワルド産キングキノコ 2
ラドワルド産オオキノコ 3
モルファンの白騎士 1

エターナルプリズン 3
力の代償 2
錬金の書 2
岸壁の入り江 2
芽吹き 2
魔力反射鏡 2
極光剣 1
極光盾 1


キノコ+リヴァということで大まかな方針は第三回大会に持ち込んだものと似た感じになりましたが、リヴァの大海嘯を耐えてダイレクトできるカードとしてレヴィアクルスを追加しました。海を入れたのでコククジラも採用しました。どちらかというと防御寄りのデッキだとは思うのですが前々回ほどではなくなったかと思います。

前々回のデッキ。ダイレクトできるカードや能動的に攻める手段が少なく時間切れになりそうだったのでやめた。

また、今回はキノコを採用していたのでアバターは結界師ではなく騎士団長を選びました。速攻の魔術師、妖怪を従える退魔師などの選択肢もあったのですが確実に事故を防止できる騎士団長が一番安定して使いやすいような気がしています。

一番大きなポイントとしてはアンセムの不採用でしょうか。
今までアンセムは確定枠だと思っていたのですが、力の代償を食らったときのリスクが高いと思ったので思い切って不採用にしてみました。無事優勝できたのとフリプでも感触が悪くなかったことなどから一考の余地があるのではないかと個人的に思っています。
こちらの記事でもアンセムそこまで強くない説が提唱されているので一度掘り下げてみたいです。


大会結果


1戦目:騎士?
初心者の方だったので勝ち。

2戦目:蜂
ならんだ蜂をリヴァで流して負け筋をなくしたところで耐久して勝ち。
蜂相手にリヴァを2枚引いて申し訳なくなったけど相手もエタプリ2枚素引きしてたのでたぶん許される。

3戦目:ラットス
相手は退魔師アバターで悩んだ末のマリガンなし。
相手が輜重兵からめて展開してく前に雪女通せたのでラットスをエタプリで止めてダイレクトで勝ち。
感想戦せずにさっさと2戦目行ってしまったので推測でしかないのですが、こちらがラットスでは対抗手段の少ない白騎士スタートだったので相手は仕方なくアンセムやシルファンカトルをキープ、後攻なので出さなかったところに雪女が出てきて出せなくなった、みたいな感じなのではないかと勝手に思ってます。

参加者8名だったので3戦で終わって優勝しました(3回目)。
前回の大会ではラットスを一回も倒せなかったので無事倒したうえで優勝できてうれしいですね。優勝回数37回めざしてがんばります。

考察とか

前回レポートを書いた全国発売直後の大会から特に環境が変わったわけでもないと思うのですが考えたことがあったので書きます。

どのアバターを選ぶか

(コンボなどを考えない場合)騎士団長、速攻の魔術師、結界師、妖怪を従える退魔師あたりが有力っぽいのでその4つについて。
サモマではテンポもハンドも行動値換算できるのでとりあえず行動値にしてみます。

・騎士団長
初手が減る代わりにカードを出して始められるので行動値+1。
芽吹きのような序盤使いにくいカードやただで出てくるサーチ先を戻して有効なカードを出せると考えるともう少し評価できる……かと思ったけどリヴァに巻き込まれて騎士を活かせないことも多いのでそうでもないかもしれない。
1-2ターン目の即死を避けるための弱いプレイをしなくて済むようになり、むしろ相手に弱いプレイを強制させられるあたりも評価できると思っている。

・速攻の魔術師
先攻が持っている後攻に対しての1.5行動値分リードが常に取れるので0→1.5で+1.5。それ以外はデメリット。特に安定性に寄与はしない。2回目の自分のターンで決めるなら行動値が先攻:後攻=6:3なので即死特化やってみたいですね。デメリットのせいで自分の事故率も高そうなので場面を選ぶカードが増える耐久型よりもアグレッシブなデッキで選ぶことになる?

・結界師
攻撃止めて+1、カード引いて+1、先攻とられて-1.5で+0.5。ただし速攻の魔術師相手なら+2。
5枚の中から有用なカードを引き込めるのと相手が「そこまで強くないカードにエタプリ使って無理やりダイレクト通す」みたいなことできなくなるのを考えると数値以上の強さはあるかも。
騎士団長と同じく1-2ターン目での弱いプレイが少なくなる。あちらと違ってリヴァのような裏目もなくて確実だけどリクルーターを使いにくくなるのはそこそこ大きなデメリットかも。
デッキ5枚がどれぐらいの価値かわからない。チャージ+コスト1回分ととらえてデッキ切れ直前で最後に1アクション取れなくなるぐらいかなと思ったけどそれの価値もわからないので何とも。

・退魔師
行動値でのプラスはない(むしろマイナス)が安定性は少しだけ上がる。
1-2ターン目での即死を避けるために弱いプレイをせざるを得ない、といったことは減るのかな。
サモマは初期手札4枚なのにダイレクト1回で死ぬことから事故が起きやすく、あまり強気のマリガンできないタイプのゲームだととらえているので効果を使う機会は少なくなってしまいそう。
正直あまり使ったことが無くてどんなかんじかわからない……。


数値だけみたら結界師>速攻の魔術師>他>結界師で3すくみですかね。
実際には、たとえば騎士団長は速攻の魔術師に後攻ワンキルが狙えそうな気がするし、反対に結界師使うような防御デッキ相手だと出した騎士が仕事する前にどちらかのリヴァで流されそう。
アバターだけでなくて自分と相手のデッキタイプごとに効果的かどうかも変わってきそうで何とも言えないですね。

結局何とも言えないで終わってしまった……。他の人の意見も聞いてみたいですね。


評価が変わったカード


・魔素喰いのウバザメ
他の参加者の方と何度かフリプしたのですが、本人のレポートでも触れられていたウバザメに可能性を感じました。
エタプリや極光盾をうまく食らってしまうとそれだけで負けるゲームなのでそれらのリスクを減らせるのはなかなか強そうです。
また、エタプリを事前に防ぐだけでなく、あと出しで一時的に解除できる(たぶん)点も魅力的に思えました。1ターン待つ必要がありますが……。
ステータスは低いのですが、採用されるモンスターがキノコのような小型かリヴァのような大型かに二極化している(主観)現状、キノコと弓騎士を越えていれば十分なような気もします。
デメリットのせいで入り江の使用が前提と考えるともう少し高く見積もれそうでしょうか。
自身の能力で見えている魔法攻撃に擬似的な耐性があることも悪くなさそうです。
ウバザメとは関係ないのですがこの辺りのステータスのラインについても真面目に考えた方が良さそうですね。次の大会までに考えることにします。

・ジャイアント・アント(+ジバク・アント)
ワンキルカードとしての最初の印象ほど強くないかと思っていたのですが、二弾環境になってから「エタプリを切りたくない確定除去」としての役割があることに気がつきました。エタプリだけでなく奇跡の水にも強いほか、力の代償も効かないので確実性の高い除去として使えるかもしれません。
大会に参加するプレイヤーがリヴァ対策でリクルーターを入れるようになったほか、キングキノコの供給で横並べも増えたことから後攻ワンキルは難しくなったかもしれませんが他の役割もできたように思えます。


ほか

・聞き間違いかもしれないのですが(半)関係者の方から「神聖数」という言葉が聞けました。この辺は触れちゃいけないものなのかと思っていたのですがもしかしたら問題ないのかもしれません。

・大会とは関係ない情報なのですが2023年からは賞金制の大会も開かれるそうです(画像3枚目)。サモマプロ目指して今のうちに鍛えておきましょう。


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