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日本で食べられるにんにくの主な4品種

国産「福地ホワイト6片」

国産で有名なにんにくと言えば青森県産の
「福地ホワイト6片」です。
表皮は真っ白です。
鱗片が4から6片で一粒が大きく香りが強いのが特徴です。
味も濃厚です。
収穫まで約10カ月かかります。
福地ホワイト6片の旬の時期は7~8月です。

国産「上海早生(しゃんはいわせ)」

中国原産のにんにくです。日本では四国や九州でおもに栽培されています。
福地ホワイト6片よりも表皮が少し茶色がかっています。
鱗片は12片で一粒が小さ目です。
上海早生の旬の時期は6月頃になります。
スーパーでも入手できます。

国産「壱州早生(いっしゅうわせ)」

朝鮮半島から長崎県壱岐市に伝わったにんにくです。
以前は国内でも人気の品種だったそうです。
福地ホワイト6片と見た目は似ていますが鱗片が12片で
一粒の大きさが小さいのが特徴です。
また、香りが穏やかなことで薬味などに向きます。
壱州早生の旬の時期は5月頃になります。

中国産「山東(さんとう)ニンニク」

中国山東省で栽培されるにんにくの総称で呼ばれます。
表皮は白くて鱗片は大きめです。
香りは穏やかで和食にも合う品種になります。
多くのスーパーで販売される中国産ニンニクです。

山東ニンニクの旬の時期は8月頃になります。
中国産として輸入されるにんにくのほとんどがこの山東省で
栽培されたにんにくです。

国内の主な生産地ランキング

1位・・・青森県(13400tt)
2位・・・香川県(582t)
3位・・・鹿児島県(376t)
4位・・・岩手県(368t)

参考:政府統計「作物統計調査」平成28年度産野菜生産出荷統計

断トツの1位は青森県で福地ホワイト6片で有名です。
生産量は全国生産量の66%を占めています。

発芽にんにくにおすすめの品種

ニンニクの品種はまだまだありますが、
発芽にんにくを栽培するのでしたら
手に入れやすく価格が安い山東ニンニクが一番おすすめです。
福地ホワイト6片と比べると5分の1の価格で販売されています。
品質も、品定めすればキレイないいものを買うことができます。
バーゲン時は品質が落ちたものが販売されていることもあります。
品質をちゃんと目利きする必要があります。

発芽にんにくにする時に目が出やすい点も挙げられます。
わたしも福地ホワイト6片で栽培してみましたが
うまく発芽できなかった経験があります。

いろいろな品種で試してみるのも面白いかもしれませんね。




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