難病指定医療券更新手続きを通して 『働く』ことを考えた


1991年2月発症の難病と共に、生きています。

ここ数年、毎年の『難病指定医療券』の更新に、あたっては、数々の問題点が、有りまして、
肉体的、精神的、経済的、時間的に、必要無い負荷が、重くのし掛かり、病状が、悪化するのが常です。

・申請書類、更新医療券が、重要と書かれているものの『普通郵便』で、自宅に投函されること

・申請先の保険センターのバリアフリー環境整備出来ていない。
施設の敷地への道路からの入口は、段差が、有りまして、車椅子でひとりでは、入れない。いちいち電話で、依頼することになる。

建物入ると直ぐに、坂になってしかもツルツルの床。

申請窓口は、2階ですが、エレベーターが、無い。等々

・数年前に、担当の責任者に、障害手帳にもある、字を書けない私が、事前に、電話で代筆お願いしているのに、ご対応下さらず、車椅子で30分位の福祉事務所で、代筆して貰ってから来るように、指示される。

・その責任者が、異動となった次の責任者は、書類を、バックから出して貰うお手伝いは、拒否。女性のカバンに触れることが出来ないとの、理由。

入り口入ってすぐの狭いテーブルがあるところでの対応。頸椎、脊椎、腰椎等々交通事故で、頭蓋骨骨折と共に、身体を、動かすことが不自由、手指不自由な私に、お手伝い出来ないとの、回答。

・コミュニケーション取れないので、毎回、東京都の、窓口へ電話して相談役します。

・通院の記録のノートを、保険センターで、配布してくれる所くれない。通院している医療機関の会計担当者が、何度も、都庁から、交付して下さってます。

毎年、自治体によって、更新の申請書類が、自宅に郵送され、自治体の申請窓口に提出する期限が異なります。

東京都民の難病指定医療券の有効期限は、毎年9月末迄です。

問題なのは、この『更新申請書類』と、更新された、新しい『難病指定医療券』は、

封筒に、『重要』と書かれてはいますけれども、

『普通郵送』で、
日本郵便の配達の方が、自宅の郵便ポストに投函されます。

数年前から、この郵便物が、紛失するようになりました。

毎年、申請書類の再送をお願いして、配送された日から、普通郵送が、届くであろう日を予想して、ポストの確認をしております。

郵便局や、警察に、毎年相談しておりますが、普通郵便は、配達記録が、残らないので、追跡出来ないそうです。

去年から、自宅で、生活していなくて、郵便物を、タイミング見て取りに行っておりますが、何度も、紛失して、お願いしてやっと、今年は、特別に、滞在先のホテルに、郵送して頂きました。

保険センターのスタッフさんに、再三、車椅子の、段差、ツルツルスロープのお手伝い、を、お願いすると、やっと、お願い事をキチンとご理解頂いて、有り難く、対処して頂きました。

ひとりで車椅子でくるひとかみ、いないからでしょうか?

責任者は、不思議な位、コミュニケーション取れない。区長への手紙に、この状況をお知らせしたら、この責任者が、回答してきました。全く、論理的に、噛みあわない、ヘンな回答でした。

こういうことを、お役所仕事と、いうのでしょうか?

公務員って、ある程度のルール違反しないて、お時間迄、言われたことを、はみ出さないでこなしていけば、よい職場みたいと、この二人の責任者から、学ばせて頂きました。

いろいろ考え価値観、小銭入れでの、ワーキングスタイルは、尊重します。
ただ、私にとって、理性的、客観的、公序良俗的に、誤っていないかは、毎回、東京都庁の担当部署に、電話にて確認をとらせて頂いております。

途中障害者ですから、
健常な時には、当たり前に、問題なく、されていことが、


車椅子に乗ったら、いきなり、ヘンな枠みたいなもので、縛られているような、違和感を覚えます。

私は、働くということは、

『ひとのために動く』

と書いて、

『働く』。

ひとのために、動くこと だと、信じております。

ひとのために、動く。
そのひとのために。
心を込めて。
私は、そのようにします。

#創作大賞2023