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【ガンバ大阪】運を味方につけるには/J1第21節:福岡戦○1-0
残留争いを制するには「運」が欠かせない。
18年の秋、宮本監督のもと連勝街道に乗った時だってそうだった。相手のシュートがポストに阻まれるなど、紙一重の戦いをモノにし続けた結果が9連勝につながった。そんなことを思い出す。
□ 2021年7月17日:J1第21節
アビスパ福岡0-1ガンバ大阪
ACL敗退からのリーグ再開初戦は、まさに幸運によって勝利がもたらされた。66分、ペナ内ワンツーで完全に崩されシュートを打たれるも、ボールがほんのわずかに相手選手の腕に触れていたことでゴールが取り消しに。ネットが揺れた瞬間は「はい終了」と早々に諦め気分だったし、ハンドをアピールする昌子に対してもいやいやそういうのいいって見苦しい..なんて思っていたら本当に認められてしまった。
これが結果的に試合の流れを変えただろうか。直後に交代策でウェリントンを、さらにパトリック・一美・奥野を投入。徐々に主導権を握り始めると、ついに85分パトリックが頭でズドン。リフレクションで微妙にコースが変わったことで相手が処理できなくなったところをジャストミート。パワフルかつ技ありなゴールであると同時に、ここでも運が味方してくれた。
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この先も、「やるかやられるか」の試合を制するためには幸運が欠かせない。それをもたらすのも、結局は「最低限のことを最大限にやり尽くす」しかないと思う。急にチーム状態が劇的に上向くはずがないし、ましてやこの過密日程。やれることをコツコツやり続けるしかないのだ。
正直まだ選手個々の意識にバラつきがあるようにも感じるが、どうにか一枚岩となってこの難局を乗り越えたい。
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