見出し画像

【競馬】ソングライン・ディープモンスターなど/先週の3歳馬情報

京成杯については昨日の記事で触れたのでその他の3歳戦について簡単に。そういえば旧ブログで2歳G1が始まる前に「クラシック候補ランキング」特集を組んだが、グラティアスはまだトップ5に入るには至らないかな..もしトライアルを使うなら、そこで強い競馬ができた時に改めて考えようか。

■ 紅梅S-ソングラインが桜花賞に名乗り

単勝1番人気に応えてソングラインが3馬身差の完勝。前半3F33.5秒のハイペースで先行勢が止まったのもあるが、余計に強さが際立った。スピード色が濃いタイプだけにオークスよりは桜花賞がターゲットになるのは確実。今回は割と前向きなレース運びになったので、未勝利戦を勝ち上がった時のようにゆったり進めれば一線級相手でもおもしろそう。
オンラインドリームはハイペースにもかかわらず少し引っ掛かり気味の追走になってしまい早々に後退。馬体も減っていたし大敗もやむなしか。まだまだ完成途上だが、そもそもどこまで強いかは疑問が残る。

■ 梅花賞-ディープモンスターが貴重な2勝目

エリカ賞で2着に敗れたディープモンスターが2勝目を挙げ、クラシック出走へ一歩前進。正直この馬の能力も懐疑的に見ていたが、抜け出す時の脚が際立っていた。めちゃくちゃ切れるタイプでもなさそうで、ツーターンでそこそこ上がりのかかる条件が良さそう。権利取りを狙うなら弥生賞になるだろうか。武豊はうまくいけばヨーホーレイクとの二択を選ぶことになりそう。
ゴールドシップ産駒ヴェローチェオロが2着に。2200mでも課題の折り合いに進境が見られたのが大きい。今回は勝ち馬には完敗だったが、うまく日本ダービーを見据えたローテで賞金を加算させていきたい。

■ その他のレース

土曜中山6Rでオークス馬ヌーヴォレコルトの妹オメガロマンスがデビュー勝ち。かなり外を回る形になったが、ゴール前しっかり捕らえた。上がり3Fは33.5秒。こないだのレッジャードロを越えたw 今後はどうなんでしょう、ここまでデビューを待ったからにはじっくり進めていきそうだけど、オークス姉妹制覇が当面の目標になるだろうか。
日曜中京4Rではグレンツェンドの全弟リノユニヴァースが差し切り勝ち。兄の主戦場だったダートでデビューしたが、ゴール前の末脚は際立っていた。ダートの1勝クラスは番組も限られるだけに次はメンバーも揃うと思うが、いきなり連勝を望めるかどうかは微妙なところ。慌てず徐々に力をつけていけばよいのでは。

一方で期待馬の足踏みも続く。セブンサミットは前走と同じく逃げる形になったが、ゴール前で捕まり3着。初勝利へ向け一歩後退となってしまった。さらに悩ましいのはトレデマンド。今回も4角手前で外から交わされると、そのまま失速して馬群に沈んでしまった。こうなってしまうとなかなか一変を臨むのは難しい..


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?