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【ガンバ大阪】モラトリアム6連戦を終えて..

22日(木)に行われた名古屋戦をもって、活動再開後の6連戦が終了。いやー、しんどかった。

0403×A広島:△0-0
0407×H福岡:△0-0
0411×A柏柏:●0-1
0414×A鳥栖:◯1-0
0418×H清水:△0-0
0422×A名古:●0-2

こうして活字に起こしただけでも苦しみが伝わってくる。1勝3分2敗。勝点6を積めたのは最低限オブ最低限な感覚だが、いかんせん得点力が..
決定機すら殆どないもんね。これらの試合で「あれ決めとけばー!!」って言いたくなるシーンすら思い当たらない。せめてこんな時にセットプレイでズバッと取れれば助かるんですけど、こちらも入る気配なし。

「1点入ればガラッと変わる」みたいなこと言ってちゃダメですよね本当に。

この6連戦はモラトリアム期間として努めて穏やかに見守ってきたが、さすがにこれ以上のんびりとはしていられない。次の試合は10日ほど空いての大阪ダービー。コンディション面・連携面での上積みが見込める状況下で迎える大一番で、ガンバ大阪は何を見せてくれるだろうか。

正直、まだ望む結果が得られるかどうかはわからない。ただ、一つだけこだわってほしいことがある。それは「4-3-3」への再チャレンジだ。
すでに忘却の彼方に追いやられてしまった感もあるが、そもそも今季のテーマは「攻撃的スタイルへの帰還」であったはず。新たなシステム構築にも着手し、ゼロックス杯からトライしてきた。ただ、連携面の未熟さは明らかでリーグ開幕戦の神戸戦も機能不全のまま終了。

時計の針はそこで止まったままだ。

前プレが欠かせない「4-3-3」は運動量と激しいスプリントが求められる戦術ゆえ、再開直後からいきなり実践するのは難しい。実際この6試合も従来型のどっしりブロックを築いて守る形を取ってきた。しかし、いつまでも手を付けないようでは何のための2021シーズンなのかもわからなくなる。

「いやー、そのうちやろうとは思ってるんですけどねえ」はやらない人のセリフだ。

なのでプチ中断明けの大阪ダービーでは本来やりたかったはずのスタイルで特攻してくれ。絶対に。これで負けても怒らんから。逆に、失点を恐れていつもの慎重な試合運びしかできなかったそれこそガッカリ。仮にそれで勝っても別にうれしくな..いやそれはウソですうれしいですけど、現状を打破するためには腹をくくることが何よりも重要。

「ああこういう姿を目指していくんだな」という説得力のある試合が見たいですね。そこに苦しみが付随してくるのなら一緒に享受するまでよ。


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